異国の空の下

洋画が日本にもたらされて間もない時代から現代まで
日本の作家たちは盛んに洋画の本場である欧米へと留学を果たしました。
ひとかどの作家となってからも、自らのヶ力の幅を広げる目的で、
また題材を求めて海外へと旅立って行きます。
海を越えた異国の美しい自然、街かど、公園風景。
遠い異国の空の下
画家たちは何を思って絵筆をにぎったのか。
海外で制作された作品を鑑賞しながら
皆さんは旅人となって、つかの間の異国の旅をお楽しみください。


会  期:平成17年10月14日(金)〜12月27日(火)
     (休館日:水曜日)
会  場:2階絵画展示室
料  金:一般300円、小中学生・70歳以上100円
展示作品:長尾淘太「パリー風景」「オリーブの風景(プロバンス)」
     鳥海青児「石像(インド・ピタルコーラ)」
     矢澤一翠「高原の集落(台湾)」
     児玉光仙「万里の長城(中国)」 他

「五人の轍」展

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ALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病生活の中で描き続けている絵画。
遅々とした筆使いで創る作品は,一年を通しても数少ない。
今日にいたるまで描いたその一つひとつをここに集めてみることにした。
それぞれが今までに生み出した作品という確かな「轍」である。
これを振り返り,自らの本当の姿を受け止め,これから進んでいく方向を見出したい。」

山田凡雄,木脇政敏,峯元宏誌,日高和俊,宮田誠
本展は上記5名の作家による作品展です。
ここに作家からの作品展へのコメントをご紹介いたします。

山田凡雄(やまだつねお)【鉛筆画】
「1人1点以上出品」という病棟文化祭の割り当てに無芸の私が苦し紛れの思いつきて描いたのが始まりだった。2000年にその文化祭は終了したが,年賀状に絵を使用するようになり毎年の課題は今も続く。今回は人手にある作品を集めての出品だが,数年ぶりに並べて見て自分なりの達成感と充実感を得ることができた。これからは内容よりも描き続けるということを自分に課せられたような気がした。

木脇政敏(きわきまさとし)【油彩画】
今年で闘病生活30年。その中で絵画に出会い,療友たちと昭和58年に南日本新聞社ロビーで絵画3人展を,翌年には我が生まれ故郷・徳之島で個展を開くことができた。当初は両手に絵筆を持ち描いていたが,13年前から足で描いている。本当に未熟な作品ばかりですが,一つでも心に残るものがあれば嬉しく思います。

峯元宏誌(みねもとひろし)【油彩画】
軽い気持ちで始めた油絵がこれほど私にとって大きな位置を占めるとは思わなかった。絵を描いている時は何もかもを忘れられる。気が向いたときだけ描くため,約15年のキャリアの割には作品数は少なく40枚程度しかない。そのうちの20枚をここに展示した。7,8年前から筆を持てなくなり,現在は口にくわえて描いている。小品が多く迫力に欠けるが一枚でも心に響くものがあれば嬉しいのだが…。

日高和俊(ひだかかずとし)【CG画】
昭和43年1月8日生まれの38歳。年を重ねる度に額も広がり今や父といい勝負。気管切開をして寝たきりとなり14年になるが,その中で絵との出会いが私を支えてくれている。絵はPCで描いているが,キャンバスがPC画面に,筆がマウスに変わっただけのことでそれ以外は他の絵と同じだと思って毎日描いている。

※)1998年桜島CGコンテストにて特選を受賞
日高さんの受賞作品はじめ他の作品はこちらでご覧になれます→ ✩ 

宮田誠(みやたまこと)【油彩画・鉛筆画・CG画】
「顔に似合わん絵を描く」。これは秀敏先生(南九州病院院長)が病室を訪れたお客様に対して,僕を紹介する時に必ず付け加えられる言葉です。「天は二物を与えず」とはよく言ったものです。僕が油絵の絵筆を初めて手にしたのは確か二十歳の頃でした。あれから十数余年,今では絵筆をマウスに持ち替え,キャンバスの代わりにパソコン画面に向かう日々を過ごしています。

< 会  期 >:平成17年9月3日(土)~27日(火)
< 会  場 >:三宅美術館2階絵画展示室
<入館料>:無料

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時系列を追っていくにしたがって,筋力低下のため作品は小さくタッチも荒くなりますが,
作品が小さくなるほどそこに凝縮された想いは力強く,見るものがきんと地に足をつけて
向かい合わなければ呑み込まれてしまうほど「生きる」ことへの真摯な姿勢が伝わってくる
作品群です。 ぜひこの機会にご覧ください。

「笑う魚たち」

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1階焼物展示室では,昨年12月に逝去した沖縄県の陶芸家で人間国宝の
金城次郎の作品を展示しています。
表情豊かな魚たちが描かれた作品をゆっくりとご覧ください。

<会期>:平成17年7月1日(金)~8月30日(火)

「みんなで桜島」

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季節ごとに朝夕に
桜島はその姿を変え私たちを楽しませてくれる
桜島は鹿児島県人の心の故郷
感性豊かな芸術家たちの心をとらえ
多くの作品に描かれている
百の心あれば
百の桜島がある
あなたの桜島はどんなだろう

<会期>平成17年7月1日(金)~8月30日(火)

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【 大好き!桜島。みんなで桜島! 】
会期中,みなさんの「さくらじま」を募集します。
応募して下さった作品は全て,会期中絵画展示室に展示します。
この機会にぜひみなさんの桜島を自分なりに表現してみてください。
個性あふれる作品をおまちしています。

三宅美術館リニューアルオープン企画展「薩摩のかおり」

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建物の新築建替えにともない2年間休館しておりましたが、おかげさまで本日
リニューアルオープン企画展「薩摩のかおり」の初日を迎えることができました。
新たな一歩を踏み出す記念として,当館所蔵品の中から厳選した郷土ゆかりの作品を
展示します。15年以上にわたる当館の歴史の中で、とくにかかわりのあった作家の作品をPartⅠとPartⅡに分けてご紹介し,同時に焼物展示室では薩摩の系譜にあわせ,
当館所蔵の代表作品と当地の名工長太郎焼の歴代作家作品をご覧いただきます。
九州新幹線が開通し,生まれ変わった鹿児島の副都心谷山の地から,新生三宅美術館が
地域のみなさまへ,また県内外のみなさまへ,薩摩の風に乗せて「薩摩のかおり」をお届けします。

<会期>
PartⅠ:平成17年2月11日(金)~4月19日(火)
PartⅡ:平成17年4月21日(木)~6月28日(火)
休館日:水曜日

「群青と光と影-納光弘作品展」

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本日より当館のリニューアルオープンのプレオープン企画として
鹿児島大学医学部教授 納光弘氏の作品展を開催いたします。

本展では納教授が30年にわたり折にふれて描いてこられた水彩画,パステル画,日本画を
約50点展示いたします。
中でも日本画で描かれた桜島シリーズは神秘的で力強く圧倒されます。
日本画の絵の具は石(宝石)を砕いて膠(にかわ)で溶いたものなので
画面をよくみると粒子がキラキラと輝いているのがお分かりいただけると思います。
会場1階に水彩画とパステル画,2階に日本画を展示しています。

< 会  場 >:三宅美術館 1階展示室、2階展示室
< 会  期 >:平成17年1月15日(土)~23日(日)
< 時  間 >:10:00~18:00
<入館料>:無料

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納教授の作品はこちらでもご覧いただけます⇒