海老原喜之助と周辺の画家たち展

 9月24日(木)より、「海老原喜之助と周辺の画家たち」展を開催いたします。 画家「海老原喜之助」が形成される過程において、同時代に共に研鑽を積み親交を深めた画家たち、また後進の育成に熱心だった海老原の背中を追い、南日本美術展から活躍の場を広げていった作家たちの作品を、当館の収蔵品の中から紹介致します。

 本展は2部構成(絵画32点、陶器8点)となっております。

第1部:海老原と共にパリ画壇に挑み、独立美術協会では日本の近代洋画をけん引した画家

第2部:南日本美術展(海老原喜之助と吉井淳二が設立に尽力)で活躍した作家

 海老原とともに同時代を生きた、あるいは海老原の背中を追う作家たちとの共演をお楽しみください。新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を万全に行い、ご来館をお待ちしております。

墓前にご報告

本日9月19日は海老原喜之助の50回目の祥月命日になりますので、
「海老原喜之助没後50年展連携事業-進化しつづける筆致-」展が無事終了したご報告、そして、本日から長島美術館で開催の「油彩、水彩、デッサン…描きつづけた日々」展のご報告を長島館長と行ってまいりました。

天気予報は曇りのち雨でしたが、墓地に到着すると青空が広がり、長島美術館の初日を歓迎してくださっているようでした。

当館は「海老原喜之助と周辺の画家たち」展に向け、鋭意展示替え中です。
24日(木)からの開催となりますので、ぜひ足をお運び下さい。

「海老原喜之助と周辺の画家たち」ポスターデザイン

南日本新聞 2020年9月16日(記事使用許諾申請済)

9月24日から開催の「海老原喜之助と周辺の画家たち」展のポスターは、赤塚学園デザイン科の学生さんたちに、授業の一環として作成していただきました。

沢山の力作の中から採用させていただいたのは、佐藤舞さんのデザインです。

ご来館の際は、展示作品と併せて、ぜひポスターも注目ください。

海老原喜之助没後50年「進化しつづける筆致」展終了

海老原喜之助没後50年連携事業の第2弾「進化しつづける筆致」展は本日最終日を迎えました。多くの方々にご来館いただき、ありがとうございました。

第3弾「油彩、水彩、デッサン…描きつづけた日々」展は9月19日(土)より長島美術館で開催されます。スタンプラリーも引き続き開催中ですので、ぜひ足をお運び下さい。

当館の次回企画は「海老原喜之助と周辺の画家たち」展です。
没後50年事業との関連企画で、海老原の作品と、海老原と交友のあった画家、育成した後進の作家たちの作品を展示します。9月24日(木)からの開催です。
こちらも併せて足をお運び下さい。

なお、9月17日(金)~22日(火)は展示替え、館内整理のため休館といたします。ご了承の程よろしくお願いいたします。(16日、23日は通常休館日)

9/12(土)古家良一氏ギャラリートーク

 

9月12日、没後50年海老原喜之助展 「進化しつづける筆致」の一環として、古家良一先生(元熊本県立美術館学芸課長)をお迎えしてギャラリートークを行いました。古家先生は熊本ゆかりの画家の企画展を多数手掛けられ、海老原喜之助研究の第一人者です。

 今回のギャラリートークでは、フランス滞在期、帰国後~終戦期、熊本在住期、逗子・フランス在住期の4つの海老原の画風の画期に沿い、作品解説を行って頂きました。

 はじめに、フランス滞在期の画風について、海老原初期の白と青を用いた画風に至った経緯や、雪景シリーズの画面構成の特徴について解説いただきました。当館人気作品の「スケート」の構図については、とても興味深い分析で印象的でした。

 ついで、帰国後から終戦期までの画風について、対象物の手脚が省略されているのに関わらず、一見では気づかないトリッキーな技法や、それを支える色使いについて種明かしをして頂きました。

 また、熊本在住期の画風については、このころ確立した海老原独特のデッサン方法について解説いただきました。弟子への線に対する指導のエピソードから、海老原の線への思いの強さをうかがい知ることができたかと思います。次いで作品「蝶」を題材に、幾何学的な画面構成の技法や色の効果、線の意味などを、実演を交えて解説頂きました。

 最後に、逗子・フランス在住期の画風について、作品を支える補色関係の色使いと、画面構築の見どころを中心に解説いただきました。

 没後50年海老原喜之助展「進化し続ける筆致」は、9月15日(火)迄です。ダイナミックな造形・色彩により、見る人を独特の世界観へと誘う、海老原喜之助の絵の世界に足をふみ入れてみませんか。

ギャラリートーク予約受付終了のお知らせ

9月12日に開催いたします「没後50年海老原喜之助展 進化しつづける筆致」のギャラリートークは,定員に達しましたので予約の受付を終了いたします。
ご協力いただきありがとうございました。

没後50年海老原喜之助展 「進化しつづける筆致」ギャラリートーク日程変更のお知らせ

 このたび8月22日(土)に開催を予定しておりました、古家良一氏による「没後50年海老原喜之助展 進化しつづける筆致」ギャラリートークについて、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため9月12日(土)に日程変更させていただくことになりました。時間帯は予定通り14時から15時となっております。

 あわせて、参加方法を要予約(先着20人)とさせていただきます。

 当館電話099-266-0066(直通)まで、ご氏名・お電話番号・参加人数をお知らせいただけますようお願いいたします。なお、恐れ入りますが当館開館時間(10:00~17:00/水曜日を除く)中にお電話いただけますと有難く存じます。

 参加をご検討頂いているお客様には大変お手数をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申しあげます。

没後50年海老原喜之助展「進化しつづける筆致」

7月18日より、「進化しつづける筆致」展を開催いたします。
本展は、児玉美術館、長島美術館、三宅美術館の3館連携企画「没後50年海老原喜之助展」の第二弾となります。

当館所蔵の海老原喜之助の油彩画を中心に展示し、海老原の代名詞でもあるエビハラ・ブルーが描かれたパリ時代、帰国から終戦、熊本時代、逗子時代と画業の節目を4つに分け、時代と共に変遷する筆致を辿ります。
なお、会期を前期(7月18日~8月14日)、後期(8月17日~9月15日)に分け、一部展示替えをいたします。(38点中15点を展示替え。前後期の総展示数53点)

また、9月12日(土)午後2時から、元熊本県立美術館学芸参事の古家良一氏を迎え、ギャラリートークを開催いたします。

※日程を変更させていただきました

新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を施し、ご来館をお待ちしております。

★3館を巡るスタンプラリーも開催中!ぜひご参加くださいませ。

没後20年矢澤一翠展

7月5日(日)をもって終了いたしました。
矢澤一翠(やざわいっすい)は、教員として後進の育成に尽力する一方、鹿児島創元会を創設するなど、鹿児島の美術界にも大きな貢献を果たしました。
矢澤の作品は、当人の人柄を表すかのような多彩で優しい色使いが印象的です。
ライフワークとしていた「漁港シリーズ」「台湾シリーズ」をはじめ、染色家というもう一つの顔が垣間見られる「人物シリーズ」(人物が着用している服、着物の柄は矢澤のオリジナルデザイン)も見どころです。
本年は矢澤の没後20年にあたることから、当館所蔵の矢澤作品を一堂に展示しています。

矢澤一翠略歴
1911年徳之島に生まれる
東京高等師範学校(現筑波大学)卒業後、日本統治下の台湾の嘉儀女学校で教鞭をとり
帰郷後は鹿児島女子高等学校、鹿児島短期大学で美術の指導にあたる。
第9回南日本美術展で最高賞の知事賞を受賞。
県美展、創元展、日展でも入選、入賞を重ねる。
1987年鹿児島創元会を創設。
1985年鹿児島短期大学を退職し、神奈川県茅ケ崎市へ転居。
2000年9月18日逝去。

南日本美術展:奨励賞、知事賞(最高賞)、鹿児島市教育委員会賞(染色)
創元会名誉会員、鹿児島県美術協会初代会長
名瀬市(現奄美市)文化功労者
ほか