【受付終了しました】灯籠ワークショップのお知らせ

「緑月灯」灯籠づくりワークショップ、おかげさまで多くの方にご参加いただいております。
好評につき灯籠紙が残りわずかとなりましたので、先着順とさせていただきます。
参加希望の方は、当館受付にてお申し出ください。

→参加受付を締め切らせていただきました。
多くの方のご参加ありがとうございました

また、制作いただいた灯籠は5月9日(土)開催のアートイベント
「緑月灯」にてライトアップされます。
お近くの方はぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

明日より通常開館いたします

昨日は急な休館でご迷惑をお掛けいたしました。
明日より通常開館いたします。

美術館前のソメイヨシノは満開を迎え
いよいよ御衣黄桜の花も開き始めました。
ちょうどソメイヨシノと御衣黄桜の両方が見られる時期です。

また、緑月灯灯籠作りワークショップも始まっています。
ぜひご参加ください。

コレクション展―現代作家が切り取る世界―

■概要
このたび当館の収蔵品の中から、現役で活躍中の作家たちの作品をピックアップして展示いたします。
私たちと同じ時代を生きる作家たちが作品に表現した“瞬間”を、ぜひ一緒に分かち合ってみてください。

■展示作家
〈陶芸〉有山勝英、有山清麿、有山明宏、有山禮石、福田啓人
〈絵画〉祝迫正豊、大津英敏、金森良泰、川原輝夫、坂田 燦、竹之内直記
    東條新一郎、長尾淘太、西村康博、古市 孝、前畑省三、山下晴道
    吉村英彦、渡邊照子
〈彫刻〉南 安廣

■作品リスト(準備中)

会 期 2026年3月20日(金・祝)~7月7日(火)
休館日 水曜日
入館料 一般500円、障害者手帳保持者100円、高校生以下無料

「没後40年 中間冊夫展 ヒューマニズムの軌跡」コラム⑤

「没後40年 中間冊夫展 ヒューマニズムの軌跡」は本日最終日です。
ご関心のある方、また見納めをしたいとう方のお越しを是非お待ちしております。

さて、今回は中間の画風の変遷に関するコラムです。

「二つの顔」
油彩・キャンバス 1959年
第27回独立展 

中間冊夫は生涯を通じて具象画を描きましたが、「歩く人」を描いた
1950年代後半から1960年代前半にかけては具象画と抽象画の間で模索を行っていました。

当時国内外で抽象美術が注目を集めており、中間自身も
「自分ではどんどん変わって抽象性が強く出て来そうです。
だが具象としてのフォルムというものに魅力をもっているんです。
それをどういうふうに画面にして行くかと自分で求めてゆくことが私の課題です。」※と述べています。

この時期は、人体から連想したイメージを抽象化して表現していました。
「二つの顔」は、どこが顔の部分なのか判然としませんが、
黄色に輝く分厚いマチエールの中心に鎮座する“顔”が強い存在感を放っています。

※…『武蔵野美術』「アトリエ閑談」№25、武蔵野美術大学出版編集室、1957年10月

「没後40年 中間冊夫展 ヒューマニズムの軌跡」コラム④

【風景画にもご注目】
中間冊夫「道」
1983年 第51回独立展
※正面ホールにて常設展示しています

人物をモチーフとした作品の印象が強い作家ですが、晩年は沖縄の風景を題材とした作品を描いています。

1982年、中間は前畑省三、荒木絢子(ともに独立美術協会会員)らと沖縄へスケッチ旅行に出かけ、世界遺産として知られる今帰仁(なきじん)城跡や石垣島等を訪れました。
本作では、バス通りから今帰仁城跡へ歩いてむかう道が描かれています。画面右下から延びる道ははるか遠くへと続き、その上方には赤々と燃える夕日が見えます。

道の脇には実風景には見られない亀甲墓が描かれ、また仏教の教えの中でしばしば極楽浄土のイメージと結びつけられる、夕日の浮かぶ空が画面の大半を占めるなど、この世とあの世のイメージが交差する作品となっています。

中間が晩年関心を寄せていた哲学的なテーマと、沖縄独特の風景がみごとに融合した作品です。

「没後40年 中間冊夫展 ヒューマニズムの軌跡」コラム③

【山が好き!】

山の春の美しさを「人間の一生を左右するくらい」見事だと語り
(中間冊夫「八ケ岳山麓の湯」(『温泉』・第19巻第4号・1951年)、
八ヶ岳や大山など各地の山々をスケッチしていた中間。
桜島、高千穂峰と県内各地の山も描いていますが、晩年のお気に入りは開聞岳でした。

旧制川辺中学校(現:川辺高校)時代、週に1回寄宿舎から自宅に帰る道中に小さく見えていた開聞岳は、思い出の山ではありましたが、長らく山の近くに行く機会がなかったそうです。

70歳を過ぎた頃の初春、開聞町のそうめん流しに出かけたところ、菜の花畑の向こうに姿を現した開聞岳にいたく感銘を受け、以来帰郷のたびにスケッチに出かけるようになりました。

ちなみに、桜島もモチーフとしての面白さを認めているものの、前景に建物が入らない点で開聞岳がより好きだと語っています。(南日本新聞1982年7月15日朝刊)
また、桜島を描いた油彩画を加世田市(現・南さつま市)に寄贈しており、当館所蔵のスケッチ(2枚目画像)はその下書きであると思われます。

前期展示(※終了しました)では桜島、後期展示では開聞岳のスケッチを展示しています。
皆さんはどちらの山が好きですか?

3月の開館スケジュール

当館は3月2日(火曜日)から19日(木曜日)まで
館内メンテナンスや展示替え等で臨時休館いたします。
カフェも同じ期間お休みになります。

3月20日(金曜日・祝)からは三宅美術館コレクション展を開催します。
近代作家の作品が中心の当館ですが、本展では現役で活躍中の作家さんの作品を展示いたしますのでお楽しみに!

収蔵品データベースを公開しています

当館収蔵品の一部を、下記ポータルサイトにて閲覧できるようになりました。
作品画像および情報を掲載しています。
この機会にぜひご覧ください。

①文化遺産オンライン(https://bunka.nii.ac.jp)

・三宅美術館の所蔵収蔵作品はこちらから(138点)

②ジャパンサーチ(https://jpsearch.go.jp/)

・三宅美術館の所蔵収蔵作品はこちらから(90点)