
山口長男(やまぐち たけお、1902-1983)は日本の抽象絵画の開拓者の一人であり、また父親は旧川内市の出身で1960年代以降は毎年のように墓参りに訪れるなど、鹿児島にルーツを持つ作家でもあります。
鹿児島に帰る度に霧島焼(現 伊佐市)の窯元を訪れ、絵付けを楽しみました。重厚な油彩作品とは一味違った、伸びやかな線はやきものとの対話との楽しさが伝わってくるようです。


山口長男(やまぐち たけお、1902-1983)は日本の抽象絵画の開拓者の一人であり、また父親は旧川内市の出身で1960年代以降は毎年のように墓参りに訪れるなど、鹿児島にルーツを持つ作家でもあります。
鹿児島に帰る度に霧島焼(現 伊佐市)の窯元を訪れ、絵付けを楽しみました。重厚な油彩作品とは一味違った、伸びやかな線はやきものとの対話との楽しさが伝わってくるようです。

〈概要〉
南さつま市出身の画家・中間冊夫(1908年~1985年)は、一貫して人間を題材とし、ありのままの人間の姿やその心情を独自のマチエールとデフォルメされたフォルム、鮮烈な色彩によって描き出しました。
本年で没後40年を迎えるにあたり、人間の存在の重み、また心情表現まで踏み込んでいった、中間の表現探求の歩みを振り返ります。
あわせて、生涯にわたり心を寄せた故郷とのつながりをうかがわせる作品を展示いたします。
会 期 :2025年12月8日(月)~2026年3月1日(日)
〈前期〉 2025年12月8日(月)~2026年1月15日(木)
〈後期〉 2026年1月18日(日)~2026年3月1日(日)
休館日 :水曜日、12/24(水)~1/4(日)、1/16(金)、1/17(土)
開館時間:午前10時~午後4時30分
入館料 :一般500円、障害者手帳保持者100 円、高校生以下無料
(上記料金にて前期・後期ともにご覧いただけます)
主 催 :一般財団法人三宅美術館
後 援 :鹿児島県、鹿児島市教育委員会、南日本新聞社
協 力 :令和7年度文化の薫り高いかごしま形成事業(鹿児島県)

※会期中、海老原喜之助常設展示コーナーはお休みいたします。

薩摩川内市の平佐で焼かれていた平佐焼。
本展では当館収蔵品の平佐焼から猪牙(ちょか)を一堂に展示します。
磁器製、陶器製、染付、色絵など、平佐焼の猪牙といっても様々な表情を
持っています。
皆さんはどれがお好みですか。
(*猪牙(ちょか)とは土瓶のこと)
★ 9月から入館料が改定されますのでご了承ください

若いうちはSNS映えするようなビッグイベントや
人とは違う特別感のある出来事こそが幸せと思いがちですが、
人生の折々を重ねるにつれ、何の変哲もない穏やかな日常こそが
いちばんの幸せであることに気が付きます。
本展では当館収蔵品の中から、何気ない日常生活を描いた作品、
幸せなひとときを感じさせる作品を選んでみました。
家族との平凡な日常生活、友人との他愛のないひと時、いつもの見慣れた風景、そんなささやかな優しい時間を思い出し、心穏やかになるひとときをお過ごしください。
★ 9月より入館料が改定されますのでご了承ください

作家 椋鳩十は著書『薩摩伝統工人伝』で薩摩焼の名工たちの生き方に光を当てたほか、「土楽会」を通じて陶工たちと広く交流し、薩摩の焼物を愛用するなど薩摩焼とゆかりの深いことで知られます。
椋鳩十の誕生120年の節目にあわせ、ゆかりの窯元の作品を展示します。
※8月31日まで会期を延長しました。
「土楽会」とは
昭和29年に ‘陶器を語る会’ として結成された。
メンバーは椋鳩十をはじめ、
指宿長太郎(長太郎焼 二代長太郎 正夫)
寺尾作次郎(鹿児島県工業試験場窯業部長・陶芸家)
川原光(龍門司焼陶工)、野村教授(鹿児島大学)など
陶器について語り合うだけでなく、二代長太郎自作の器に盛られた旬の料理を楽しみ、指宿長太郎焼窯元そばの殿様湯につかるなど、交流の場でもありました。

○概要
文学作品はしばしば芸術家にとって重要なモチーフとなり、また美術作品や芸術家自身が文学作品の中で重要な役割を担うなど、美術と文学は互いにインスピレーションを与え親密な関係にあることから「姉妹芸術」と称されています。
「美術と文学の対話 ~色彩の詩 言葉の詩~」展では鳥海青児、長尾淘太ら文学との関わりが深い画家、また曽宮一念、森長武雄などエッセイや詩作にも秀でた画家の作品を、収蔵コレクションの中から文学にまつわるエピソードとともに紹介いたします。
絵画、あるいは文章に通底する画家の美意識を感じていただければ幸いです。
○展示作家
上橋薫、大津英敏、曽宮一念、谷口午二、鳥海青児、長尾淘太、藤田謹三、藤田嗣治、椋鳩十、森長武雄、山田文子
会 期 | 2025年4月1日(火)~8月31日(日)
※会期を延長しました。
休館日 | 水曜日
入館料 | 一般500円、高校生300円、小・中学生200円、70歳以上100円
※夏休み期間中、中学生以下無料

平佐焼(ひらさやき)は安永年間(1772~1781)の平佐九代領主北郷久陣(ほんごうひさつら)の代に旧川内市天辰に創設されたといわれる磁器窯です。最初は染付だけでしたが、向井与藤次が有田の赤絵の技法を習得し、平佐でも赤絵が作られるようになったのが弘化3(1846)年頃といわれています。しかし、昭和16年をもって廃窯となりました。
〈平佐焼のべっ甲釉について〉
「べっ甲釉」という名前は、タイマイ(ウミガメ)の甲羅であるべっ甲に似ていることに由来しています。
慶応元年(1865)に長与焼(長崎県)の画工 青木宗十郎が平佐に招かれ、長与三彩の技術を学んだ向井勘兵衛が導入し、独特の平佐べっ甲が焼かれるようになったといわれています。
〈盃台とは〉
盃台はお酒を飲む盃を載せる器。壺状になっているのは、酒を勧められた時に前の残りの酒をこぼすためです。

■概要
本展では初公開作品を中心に、素描および版画(木版画・銅版画)作品を展示します。
素描では「デッサンの神様」とも称される安井曾太郎や、自ら「素描癖にとりつかれてしまった」とも語った海老原喜之助、あたかも行者のように画業に打ち込んだ木下貴雄など、確かなデッサン力が光る作品を紹介します。
版画では、竹之内直記による仏像や郷土の風物を素朴なタッチで表現した木版画や、横井巴のディテールの繊細さが印象的な銅版画、坂田燦の「おくのほそ道」の世界観を力強く表現した木版画など、多様な世界観が展開されている作品を紹介します。
■展示作家
素描 | 海老原喜之助、亀田正一、木下貴雄、中間冊夫、長尾淘太、前畑省三、安井曾太郎
版画 | 坂田燦、竹之内直記、名嘉睦稔、横井巴
会 期 | 2025年1月6日(月)~3月23日(日)
休館日 | 水曜日
入館料 | 一般500円、高校生300円、小・中学生200円、70歳以上100円

鹿児島では陶芸家として活躍した寺尾作次郎(てらお さくじろう)。
その牧歌的で物語性には今でも多くの愛陶家が魅せられています。
一方、昭和15年鹿児島県工業試験場に新設された窯業部の部長に招聘される以前は、東京、京都で陶芸家としてだけではなく、染色家、図案家、皮革工芸家として、また本の装丁家として華々しい活躍をみせていたことは全く知られていません。
本展では陶芸作品と今まで公開させる機会のなかった工芸作品や図案、スケッチ等製作過程をうかがえる資料をあわせて展示し、寺尾作次郎の知られざる才能と技をご紹介します。
百年経っても色あせることのない寺尾のみずみずしい感性をお楽しみ下さい。
会 期 :2024年10月5日(土)~12月21日(土)
会 場 :三宅美術館 1階焼物展示室および2階絵画展示室
入館料 :一般500円、高校生300円、小中学生200円、
70歳以上100円、障害者手帳提示者100円
主 催 :一般財団法人三宅美術館
後 援 :鹿児島県、鹿児島市教育委員会、南日本新聞社
★関連イベント
〈ギャラリートーク〉
日 時:10月5日(土)14:00~
講 師:寺尾カリナ氏(陶芸家、寺尾作次郎三女)
参加費:無料(入館料のみ)
予 約:不要 14:00に会場へお越し下さい

名陶長太郎焼の発祥の地であり、国立西洋美術館の松方コレクションで知られる
松方幸次郎のルーツでもある谷山地区。
今も昔も多くの美術作家たちが精力的に制作活動をおこない、県内外の美術展での入選・受賞や、個展を開催するなどめざましい活躍をみせています。
本展では谷山ゆかりの美術作家18名による作品を紹介します。
絵画、彫刻、陶芸、染色、ステンドグラスなど個性にあふれ表情豊かな
谷山のアートシーンをお楽しみください。
絵画|庵跡芳昭 祝迫正豊 木下天心 児玉光仙 寺尾作次郎
土岐浩蔵 濵元良太 廣岡謙一 矢澤一翠 吉村英彦 米倉秀紀
彫刻|田渕義弘
陶芸|有山長佑 有山明宏 内山聡司 三反田豊
染色|三反田登美子
ステンドグラス| 田中千紘
会 期 :2024年7月1日(月)~9月23日(月・祝)
会 場 :三宅美術館2階絵画展示室
入館料 :一般500円、70歳以上100円、障害者手帳提示者100円
高校生以下無料
主 催 :一般財団法人三宅美術館
後 援 :鹿児島県、鹿児島市教育委員会、南日本新聞社
協 力 :『令和6年度文化の薫り高いかごしま形成事業(鹿児島県)』
【終了しました】関連イベント
◇ステンドグラスを作ってみよう(満席により受付終了)
日 時:7月21日(日) 13:30~16:00
講 師:田中 千紘(ステンドグラス作家)
定 員:20名 (要予約・先着順)
参加費:トロフィー 1,200円
:サンキャッチャー1,500円
※小学校低学年以下は保護者同伴のもとご参加ください。
※当日は軍手・エプロンをご持参の上、美術館受付にお越しください。


◇出品作家・学芸員によるギャラリートーク
日 時:① 8月2日(金)14:00~14:30 当館学芸員
② 9月7日(土)14:00~ 祝迫 正豊 先生
申込不要 要入館料