
(左)稲束と鶏 (右)諫鼓鳥
7月16日(土)からは、絵画展の「動物たちのおしゃべり」に合わせ
動物をモチーフとした「焼物になった生き物」展を開催いたします。
当館所蔵の鹿児島の陶磁器から、本物そっくりに似せた焼物や、作品の一部が動物を模しているもの、生き物を通して平和を表現している作品などを展示します。
生き物のユーモラスな表情や、作品に込められた想いをぜひご覧ください。
〈会期〉2022年7月16日(土)~12月23日(日)
※会期を延長しました。
(左)稲束と鶏 (右)諫鼓鳥
7月16日(土)からは、絵画展の「動物たちのおしゃべり」に合わせ
動物をモチーフとした「焼物になった生き物」展を開催いたします。
当館所蔵の鹿児島の陶磁器から、本物そっくりに似せた焼物や、作品の一部が動物を模しているもの、生き物を通して平和を表現している作品などを展示します。
生き物のユーモラスな表情や、作品に込められた想いをぜひご覧ください。
〈会期〉2022年7月16日(土)~12月23日(日)
※会期を延長しました。
〈企画展名〉動物たちのおしゃべり展
〈会期〉2022年7月16日(土)~10月2日(日)
〈概要〉
人類最古の絵画・洞窟壁画に動物が描かれていたように、美術と動物は深い関わりがあり、また現代でも多くの芸術家が動物をモチーフとして創作活動を行っています。
本展では所蔵作品の中から、馬・牛・猫・鳥といった動物たちを個性豊かに描いた絵画作品を展示します。家畜と心を通わせた子ども時代の思い出をのびやかに表現した森長武雄、ふるさとの海で慣れ親しんだ魚やカニを生命力たっぶりに描いた中間冊夫の作品などが見どころです。
動物の質感や表情表現等にみられる画家の個性を楽しんで頂ければ幸いです。
平年と比べて12日遅れで梅雨が到来しました。
当館すぐ近くの慈眼寺公園のアジサイも見ごろを迎えています。
当館展示室でも、アジサイが見ごろを迎えています。
矢澤 一翠(やざわ いっすい)は、徳之島に生まれ、県内高校や鹿児島短期大学で後進の育成に尽力するとともに、鹿児島創元会を創設するなど鹿児島の美術界に多大なる貢献を果たしました(当館収蔵作品はコチラ)。主に漁港や人物、台湾の風景を描いた一方、ポピーやアネモネ、パンジーなど自宅の庭先の花を描いた作品も数多く残しています。
庭先のアジサイを花瓶に活けて描いたのでしょうか。今が盛りとばかりに咲き誇るアジサイの花房が画面左隅に、枯れかけた花房が中央に描かれた、大胆な構図となっています。
左隅の花房では花びら一枚一枚が油絵具で厚く立体的に描かれ、瑞々しさを感じさせるのに対し、中央の花房の花びらは縮れて茶色に変色しつつある様子が細かく描き込まれており、命あるものの輝きと儚さが一枚の絵で表現されています。花びらや葉脈の力強い表現・大胆な構図・対比の効いた色遣いにより、実際の大きさ以上の存在感を放つ作品です。
矢澤はアジサイを描いた作品(本作とは別作品)により第9回南日本美術展(1954年)で最高賞の知事賞を受賞していており、アジサイは思い入れのある花の一つであったと思われます。
アジサイのほか、薔薇やアネモネ、パンジー、くちなし、タデ、肥後椿と様々な花々を描いた作品を7月10日(日)まで展示しています。ぜひご覧ください。
指宿長太郎窯元さんより、テレビ番組出演のお知らせです(※鹿児島県域限定での放映です。
鹿児島に密着した番組「かごスピ」にて、インタビューの様子が放映されます(以前紹介した「DESIGN TALKS Plus」の日本語版です)。
放送日時は次の通りです。
本放送 5月20日(金曜日) 午後7時30分~7時57分
再放送 5月21日(土曜日) 午前7時35分~8時00分
黒千代香に代表される伝統的な作品から、氷裂文シリーズ・タノカンサァ・Tenoutuwaシリーズのような現代的な作品まで、薩摩焼の幅広さを感じることのできる番組となっています。ぜひご覧ください。
所蔵品展「四季の使者―画家をとらえた草花たち―」および「花に彩られたやきもの」、海老原喜之助コーナーにて下記の作品を展示中です。
※海老原喜之助「雪景」「男の顔」「スケート」は、現在展示しておりません。
ゴールデンウィーク中の開館日程は、下記の通りとなっております。
4月29日(金・祝) 開館
30日(土) 開館
5月 1日(日) 開館
2日(月) 休館
3日(火・祝) 開館
4日(水・祝) 休館
5日(木・祝) 開館
6日(金) 休館
7日(土) 開館
8日(日) 開館
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、土日祝日のみ開館いたします。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
4月15日付の朝日新聞地方版で当館の御衣黄桜が紹介されました。
当美術館便りで紹介している写真よりはるかにきれいな写真ですので、ぜひご覧ください。
花の色は移りにけりな…御衣黄サクラ見ごろ:朝日新聞デジタル (asahi.com)
花と葉の比率が 花<葉 となってきましたが、
まだまだ緑からピンクへ染まっていく過程を楽しむことができます。
枝先にまとまって咲いていると、まるでブーケのようです。
昨日はたっぷりと雨が降り、本日は新緑がますます勢いついて見えます。
雨が上がり、当館の御衣黄桜も一気に赤味を増し葉も出てきました。
色付いた花は次々と落花し始めましたので、
御衣黄桜を楽しめるのも今週末頃まででしょうか。
御衣黄桜はソメイヨシノのように花びらがハラハラとちるのではなく
写真のように花ごと落花するので、
落花した花を水に浮かべてもきれいですよ。
本日の御衣黄桜。
そろそろ花の中心部が赤く色づいてきました。
今週末あたりには全体が色づき、来週には落ち始める気配です。
平日は新型コロナウイルス感染拡大予防のため閉館しておりますが、
土日祝日は開館しておりますので、ぜひ御衣黄桜もご覧ください。
ちょうど今、咲き始めの緑色の花、赤く色づく前の白い花、
そして終盤に向けて中心部が染まってきている花を見ることができます。
今年の御衣黄桜は昨年よりも花付きがよいようで「たわわ」に花が生っていますよ。