収蔵品展「生誕120年 海老原喜之助・吉井淳二~郷土画壇を支えた友情~」のご案内

 戦後の日本画壇を代表する存在であり、また郷土画壇の発展に尽力した海老原喜之助と吉井淳二。
 旧制志布志中学校で出会った二人は画家を志して上京したのち、海老原は独立美術協会、吉井は二科会とそれぞれの道に進みながらも、終生変わらぬ友情で結ばれていました。また、戦後ともに南日本美術展を創設し、後進指導や海外留学制度の整備により郷土画壇を興隆させた功績はひろく知られています。
 生誕120年を記念した本展では、海老原喜之助の10代で渡ったフランス留学時代から晩年までの作品を幅広く展示するほか、吉井淳二の東京美術学校時代の作品や、代表的な作品の一つである「働く女性」シリーズ作品を展示いたします。

会 期 |2024年4月1日(月)~6月23日(日)
休館日 |水曜日
入館料 |一般500円、高校生300円、小・中学生200円、70歳以上100円