無地二重透彫香炉

本日は「薩摩焼の香炉と香合展」から「無地二重透彫香炉」をご紹介します。
これは大正昭和初期の堅野系慶田窯の香炉です。

乳白色の象牙のような生地は、磁器ではなく陶器になります。
よく見ると細かな貫入が入っていて、これが薩摩焼の生地の特徴です。
蓋の透かし彫りは、表と裏では細工が異なる二重の造りになっています。

 

 

 

底部には慶田窯の花押が入っています。

錦手亀文香合

1階焼物展示室の一角で開催している
「薩摩焼の香炉と香合展」から1点ご紹介します。

このハート型の可愛い蓋付の入れ物は
香炉で使用する練香を入れるための「香合」です。
大きさは約6cm×4cm、明治時代のものと思われます。

蓋には亀の絵付けが施されていて
上下をよくみるとハート型を逆さにした「桃」の形が正解のようです。
桃は不老不死、亀は長生きの象徴。
長寿の象徴の組み合わせで、なんともおめでたいですね。
器の中に描かれているのは牡丹でしょうか。


銘は鹿児島市の絵師「山下雪山」です。

どこから?

今日は美術館の入り口で
かわいいお客さんが 出迎えてくれました。

くまもん ご来館!

熊本県営業部長の くまもん が来館されました!

熊本とのつながりを見つけに来鹿中のくまもん。
当館には海老原喜之助の「蝶」を取材にいらっしゃいました。

鹿児島市出身の海老原喜之助は
熊本に疎開し15年間熊本で過ごしました。

その熊本時代に描いた「蝶」という作品が
熊本市内の東宝会館にモザイク壁画となりましたが
周囲にアーケードがついてしまい見る事が出来なくなったので
熊本学園大学が学内に移設されたのです。

その「蝶」の習作となる作品が当館所蔵の「蝶」になります。
壁画となった「蝶」と構図は同じですが、
背景に描かれているブロック状の模様が少し多いです。

今回の取材の模様は、後日
くまもんオフィシャルホームページでご覧いただけます。

受付でお客様をご案内する くまもん

資料閲覧コーナーのソファでくつろいじゃった くまもん

「こどものいる風景」展

本日より開催の企画展のご紹介です。今回の企画展は夏休みと重なります。
夏休み期間中は中学生以下のお子様の入館料を無料にてご入館いただけますので、
ぜひご家族皆さまでご来館下さいませ。


作品に描かれた子供達の何気ない表情からは、いのちの輝きが伝わってきます。日常に垣間見える小さな幸せを、子供の姿を通して感じることができる作品展です。
収蔵作品の中からこどもをモチーフに描かれた絵画25点、焼き物4点を展示しています。

こどものいる風景 展

【開催期間】2013年6月6日(木)〜9月1日(日)
【休館日】水曜日(祝日の場合は翌日)
※夏休み期間中は中学生以下の入館料は無料となります

展示替え休館のお知らせ

明日6月4日(火)は絵画展示室の展示替えのため休館となります。
ご迷惑をお掛けしたしますが、ご了承ください。

なお、カフェとベーカリーは通常通り営業しております。