没後20年 金城次郎展

  • 抱瓶(だちびん)
    沖縄で使用される携帯用の陶器の酒瓶。肩からひもで吊るし、腰に当てやすいように三日月形に反っています。

沖縄を代表する陶芸家で,沖縄県初の人間国宝 金城次郎の没後20年にあたる本年に、当館所蔵の作品を展示します。民芸運動の先駆者である濱田庄司,河井寛次郎,バーナード・リーチらに早くから認められ,「次郎さん」の愛称で親しまれました。沖縄の土と釉薬を使って焼かれた作品は,おおらかで躍動感にあふれ,釘彫りで描かれた魚は濱田庄司が「笑う魚」と評し,金城次郎の代名詞となっています。

本日より

本日より「海老原喜之助・吉井淳二 誕生120年-郷土画壇を支えた友情展-」が始まりました。志布志高校時代からの友人で、共に鹿児島画壇の発展に尽力した二人の作品をご覧下さい。

抱瓶(だちびん)
沖縄で使用される携帯用の陶器の酒瓶。肩からひもで吊るし、腰に当てやすいように三日月形に反っています。

また、今年没後20年を迎える沖縄初の人間国宝 金城次郎の作品展も併せて開催しています。
金城が焼物に描くおおらかな魚たちは「笑う魚」と賞され、金城の代名詞になっています。沖縄ならではの焼物と自由に泳ぎ回る魚たちをご覧下さい。