ただ今絵画展示室で「馬の絵画展」を開催しているので
「動物の焼物展」でも馬の焼物を展示しています。

これは苗代川焼の 馬置物(19世紀) です。
全体的に褐釉が掛っていて,画像では分かりづらいですが
顔(鼻筋)と後ろ足のマーキングはきちんと白い釉薬が施されています。
馬の横には竹を模した筒が作りつけてあります。
大きさから考えて筆立てではないでしょうか。

ここ数日,一生懸命小枝を拾っていた山鳩が
美術館の街路樹に立派な巣を完成させていました。

そして,その街路樹の回りを走り回っているイタチの子供たち。

JR指宿枕崎線の高架橋工事で住処を失い,逃げ込んできたようです。

本日は台風の接近で臨時休館している代わりに
開催中の焼物展から作品を一つご紹介いたします。

これは白薩摩焼の「海駝水滴」です。
(「立正安世」の銘あり)

水滴とは墨をするために硯に水を垂らすための道具です。
「海駝(ヘテ)」とは聞き慣れない生き物ですが
これは,獅子の頭に角を持つ想像上の動物で,
善良な人と邪悪な人を見分ける事ができるといわれているそうです。
また,水を司る神でもあり,風水の火除けとして置かれることもあるそうです。
水を司る神だからでしょうか,水滴のモチーフとしては一般的のようです。
漢和辞典によると,
中国の「獬豸(カイチ)」という想像上の生き物が朝鮮半島へ伝わり
海駝(ヘテ)となったようです。
現在ヘテはハッチとよばれソウル(韓国)のシンボルとなっています。
本作品は1階焼物展示室に10月28日まで展示しています。
7月10日(木)は台風8号の接近につき臨時休館といたします。

収蔵品の中から動物をモチーフにした焼物を展示しています。
私たちの生活に密接している動物や想像上の動物,
他のモチーフと組み合わせることにより寓話的な意味合いをもつものまで
様々な生き物を写した焼物を展示しています。
【開催期間】平成26年2月20日(木)〜6月24日(火)
*夏休み期間中,小中学生は無料
「馬の絵画展」
今年の干支「午」にちなんで馬を描いた作品を展示しております。
競走馬のように均整のとれた芸術的な身体の馬や
日常生活を共にしている労働馬,
作家の心象として描かれている馬など
作品によって様々な馬が描かれています。
今年も夏休み期間は小中学生は入館無料ですので
ご来館の際は生徒手帳などご持参下さい。
【開催期間】平成26年6月5日(木)~9月16日(火)
(*都合により会期が短くなることがあります)
【 休館日 】 水曜日
【開館時間】10:00~16:30
【 入館料 】 一般500円,高校生300円,70歳以上100円
小中学生は夏休み期間中は無料(夏休み期間以外は200円)