日に日に空が高くなり,秋の深まりを感じる今日この頃です。
本日は鹿児島市立図書館の移動図書館「こすもす号」の巡回日でした。
子供用の絵本から話題の新刊まで幅広いジャンルが揃っているので
どれを借りようか迷ってしまう品揃えです。
「読書の秋」派でなくてもバスの中に入るとわくわくしますよ!
当館の前には隔週の月曜日14:30~15:00に来てくれます。
ぜひ一度覗きに来てみてくださいね。
詳しい巡回日→こちら(当館巡回ステーション名は「特別養護老人ホームみやび」です)

日に日に空が高くなり,秋の深まりを感じる今日この頃です。
本日は鹿児島市立図書館の移動図書館「こすもす号」の巡回日でした。
子供用の絵本から話題の新刊まで幅広いジャンルが揃っているので
どれを借りようか迷ってしまう品揃えです。
「読書の秋」派でなくてもバスの中に入るとわくわくしますよ!
当館の前には隔週の月曜日14:30~15:00に来てくれます。
ぜひ一度覗きに来てみてくださいね。
詳しい巡回日→こちら(当館巡回ステーション名は「特別養護老人ホームみやび」です)

【 開催地 】日置市吹上町田尻 中島常楽院
【 開催日 】毎年新暦10月12日
【開催時間】
午後1時~1時45分 妙音十二楽法要
午後1時45分~2時 奉納さつま琵琶
午後2時~2時15分 宝山検校墓前供養
【 指 定 】
妙音十二楽 鹿児島県指定無形文化財(芸能)
中島常楽院 鹿児島県指定記念物(史跡)
薩摩琵琶 鹿児島県指定無形文化財(芸能)
10月12日、日置市吹上町の中島常楽院で妙音(みょうおん)十二楽が行われました。
妙音十二楽は、1196年島津氏初代忠久に従って京都から薩摩に下ってきた常楽院第十九代住職 宝山検校(ほうざんけんこう)によって伝えられたとされています。
琵琶、笛、太鼓、手拍子、妙鉢(シンバルのような打楽器)、銅鑼、大法螺、小法螺の8種の楽器で演奏されます。
盲僧が琵琶の伴奏で釈文を読み続け、釈文の節ごとに合奏が入ります。

『続 常楽院沿革史』によると十二楽には「松風」「村雨」「杉の森」「軒ノ水」「五調子」「忘れ撥(ばち)」「七つ撥」「八つ橋」「六調子」「盤渉(ばんしき)」「鳳の声」
「後生楽」の十二曲が伝えられているそうです。
釈文は「うちまき」「年号」「妙音の巻」「わたまし」「釈迦の段」「琵琶の釈」
「はんごんの釈」「本経(ほんぎょう)」「夢の段」「星の段」「回向」の十二種だそうです。
参考:妙音十二楽保存会発行資料

妙音十二楽の後に、中島常楽院が発祥とされている薩摩琵琶の演奏がありました。
仏堂の宝山検校に向って演奏されるので、見学者は演者の後ろ姿を見ながら聞くことになり
とても新鮮な経験でした。この日演奏された「蓬莱山」という曲は「君が代」のもとになったといわれているそうで、確かになじみのある歌詞がところどころうかがえました。

境内の仁王像には、近くの大汝牟遅神社(おおなむちじんじゃ)と同じように貝殻が供えられていました。吹上浜の砂は盛られていませんでしたが…。
帰りにその大汝牟遅神社へ寄ったところ、大クスの鳥居が経年劣化で危険とのことで撤去する瞬間に居合わすこととなりました。



鳥居を再建する予定は無いとのことで、最後の姿を目に焼き付けることができました。
明治の日本洋画界は黒田清輝をはじめとする鹿児島県出身の画家たちがその中心となってリードしてきました。本展では,その後先人たちに倣って鹿児島の美術界をリードしてきた作家たちとその作品をご紹介します。
中間冊夫(なかまさつお)1908-1985
鹿児島県南さつま市(旧加世田市)出身。独立美術協会会員。武蔵野美術大学名誉教授。
川端画学校を卒業後,1930年協会研究所で中山巍,林武,里見勝蔵らの指導を受ける。
同郷の海老原喜之助と鹿児島での独立美術展開催など故郷鹿児島での後進の育成にも尽力した。
海老原喜之助(えびはらきのすけ)1904-1970
鹿児島市住吉町に生まれる。独立美術協会員。
川端画学校に入学するも藤田嗣治を頼って19歳で渡仏。10年後帰国。終戦翌年には鹿児島で
吉井淳二と共に南日本美術展を創設。また,熊本市に海老原美術研究所(通称 エビ研)を開設。東京やフランスで活躍しながら鹿児島の美術界に大きな影響を与えた。
長太郎焼(ちょうたろうやき)
ここ鹿児島市谷山の地に開窯された長太郎焼は,薩摩焼の堅野系の流れを汲む窯であり,
焼酎ブームで全国的に知られるようになったソロバンの珠型の黒千代香を発案した窯である。初代有山長太郎(1872-1940),二代正夫(1899-1988),三代流石(1908-1999),四代長佑(1935- ),清泉寺長太郎明宏(1945- ),指宿長太郎禮石(1949- )と明治に灯った窯の火は現在も谷山と指宿で受け継がれている。
寺尾作次郎(てらおさくじろう)1898-1984
福岡県生まれ。陶芸家。図案家。画家の和田三造,陶芸作家の河井寛次郎に師事。
昭和15年鹿児島県工業試験場窯業部長に就任し,以後薩摩焼の研究,振興に尽力する。
晩年は谷山から紫原に居を移し,鹿窯を開いて伝統を踏まえながら現代的感覚の親しみやすい作品を多く手掛けた。
他 吉井淳二,岩下三四,矢澤一翠,前畑省三など
会 期:9月12日(土)~12月22日(火)
休館日:水曜日(ただし国民文化祭期間中は水曜日も開館)
夏の特別展「-与論を描いた画家-池田政敏展」もおかげさまで多くの方にご来館いただき
無事に最終日を迎えることができました。ありがとうございました。
明日9日(水)~11日(金)まで展示替えと館内整理のため休館とさせていただきます。
次回は「郷土ゆかりの作家展」と題し、
郷土にゆかりのある作家たちの絵画や焼物の作品を展示いたします。
なお、カフェの営業は通常通り、パンの販売は12日(土)からとなります。
ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承のほどお願い申し上げます。
「-与論島を描いた画家-池田政敏展」のご感想で一番多いのが
「池田政敏という画家をこの作品展で初めて知った」というお声です。
確かに,鹿児島県最南端の島に在住し,全国規模の公募展に出品されていたので,なかなか作品を目にする機会は少ない作家であるかもしれまんせん。
そこで,
「もっと池田政敏の作品を観てみたい!」おと思った方
ぜひ与論島のサザンクロスセンターへ足を運んでみてください。
館内には池田政敏作品展示室が常設されていて
当館ではご覧いただけなかった日展、白日展の入選作品や
最初期に描かれた貴重な作品まで30点ほど展示されています。
サザンクロスセンターは与論城跡にある与論島の総合博物館です。
1階から順に観て行くと,与論島の歴史や文化,自然などが分かる仕組みになっています。
最上階からは与論島を一望でき,晴れた日には沖縄本島を望むことが出来ます。
眼下には琴平神社と地主(とこぬし)神社が見えます。
池田の描いた与論島の自然や人々の営みの中で改めて作品の前に立つと
また新しい発見があるかもしれませんね。
「-与論を描いた画家-池田政敏展」も会期を残すところ1週間となりました。
夏休み期間中は小中学生で賑わっていましたが
本日から2学期が始まり展示室はずいぶん寂しくなりました。
本日ご紹介する作品は「熱帯の魚達」2002年作です。
池田にとっては記念碑的作品になります。
50代半ばから公募展に出品するようになったスロースターターの池田は
鹿児島県美術展入選,名瀬市美術展覧会入賞を皮切りに白日展,日展での入選を重ね
本作品で第78回白日展佳作賞を受賞し白日会会友へ推挙されることとなりました。
また,本作品は鹿児島県民文化祭の秀作美術展に選定され県内各地で巡回展示されました。
池田の晩年の作品には,この不思議な形の「珊瑚の塔」がよく描かれています。
本作品の珊瑚の塔には与論の色鮮やかな海の生き物たちが添えられています。
どれも魚類図鑑から抜け出してきたようなリアルさですが,
池田は朝漁港へ出掛けて目ぼしい魚を譲ってもらうと先ず
変色する前に色を描きとめたそうです。
それから冷凍し,後にじっくり観察しながら形をスケッチしていったのだそうです。
愛する与論を描いて受賞した作品(島の杜-クワズイモ-)を
‘田中一村風’と評された池田は,独自の表現を模索していきます。
本作品は一見なんの違和感もない与論の南国らしい風景に見えますが
よく見るとアダンや雲,珊瑚が一緒に描かれています。
タイトルが「杜(地と海とⅡ)」とつけられているように
「陸地の杜」と「海の杜」そして「空の杜」が一つの画面に共存しているのです。
本来ならばこのようような風景はあり得ないのですが
与論の原風景という共通項によって違和感のない風景にまとめられています。
池田なりの世界感の表現を思考錯誤し
本作品で第76回白日展において初出品・初入選を果たしました。
ただ今開催中の「-与論を描いた画家-池田政敏展」を
BTVケーブルテレビのBTV情報局Plusで紹介していただくことになりました。
ご覧いただけるエリアの方は、ぜひご覧になってみてください。
◇BTV情報局Plus
放送日:8月18日(火曜日)18:00~
