午前中の静かな美術館に,突然ドーンと大きな音が響きました。
車か何かが壁にぶつかったのだと思いエントランスへ向うと
ガラスの向こうに何か動くものが…
なんと,大きな音の正体はガラスに衝突してきたツグミでした!
音の大きさからするとかなりの衝撃だったと思われますが
まだ少し動いていたので,しばらく様子を見ることにしました。
口から血を流しているし動きも弱くなってきたので「もうダメかも…」
「どこに埋めてあげようか」などと話しているうちに
ツグミは1時間ほどで起き上がり,
それからほどなくして飛び去っていきました。
野生動物の生命力ってすごいですね。
あれからトンビや猫に襲われていなければいいのですが…。