いよいよ夏休みに入りました。
当館では夏休み期間中、小中学生は入館無料となっております。
ご来館の際は制服着用、又は学生証などお持ち下さいね。
山姥と金太郎
ただ今2階絵画展示室で開催されている「こどものいる風景展」では、
絵画と併せてこどもがモチーフの焼き物も4点展示しています。
その中から本日は「山姥と金太郎」をご紹介します。
この作品は明治32年、
谷山に開窯された長太郎窯の初代有山長太郎(1872〜1940)の作です。
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山姥と金太郎って不思議な組み合わせだと思いませんか?
「金太郎」はもちろん皆さんご存じの平安時代の勇士で
源頼光の家臣の四天王の一人である坂田金時です。
「山姥」は…というと、
金太郎こと金時は相模の足柄山に棲んでいる山姥の子と言い伝えられているのです。
つまり、この作品は金太郎親子の微笑ましい姿なんですね。
よく見ると金太郎は母親に甘えるような表情をしていますし、
山姥も柔和な優しい表情をしていますよ。
たんぽぽ倶楽部
本日は、MBCラジオ「たんぽぽ倶楽部」の「たんぽぽおでかけ隊」というコーナーで、電話インタビューに出演させていただきました。
声だけとはいえ、ラジオ番組のインタビュー・・・緊張しました! パーソナリティの方に言葉を引き出していただきながら、なんとか無事に企画展のご案内が出来たのでは、と思います。
番組でも紹介しましたが、現在開催中の企画展は、
◆「薩摩焼の香炉と香合」展【開催期間:開催中〜平成25年9月1日(日)】
◆「こどものいる風景」展【開催期間:開催中〜平成25年9月1日(日)】
です。夏休み期間中は、中学生以下のお子様の入館料を無料にてご入館いただけますので、ぜひご家族皆さまでご来館下さい。
「災害と文化遺産2 東日本大震災と原発、フクシマの現場から」
鹿児島大学総合研究博物館の第24回市民講座のご案内です。
原発を抱えている県民としては
地震、津波(水害)だけでなく、放射能の被災も他人事ではありませんね。
福島の現状を知り、肝に銘じる意味でもぜひ受講したい内容です。
開催日時:7月27日(土) 13:30〜15:30
受講料 :無料
詳細はこちら→鹿児島大学総合研究博物館ホームページ
無地二重透彫香炉
錦手亀文香合
どこから?
くまもん ご来館!
熊本とのつながりを見つけに来鹿中のくまもん。
当館には海老原喜之助の「蝶」を取材にいらっしゃいました。
鹿児島市出身の海老原喜之助は
熊本に疎開し15年間熊本で過ごしました。
その熊本時代に描いた「蝶」という作品が
熊本市内の東宝会館にモザイク壁画となりましたが
周囲にアーケードがついてしまい見る事が出来なくなったので
熊本学園大学が学内に移設されたのです。
その「蝶」の習作となる作品が当館所蔵の「蝶」になります。
壁画となった「蝶」と構図は同じですが、
背景に描かれているブロック状の模様が少し多いです。
今回の取材の模様は、後日
くまもんオフィシャルホームページでご覧いただけます。