こちらは ただ今展示中の指宿長太郎禮石氏の作品3点です
左の作品のタイトルは「宙(そら)」
口縁が大きく広がった花器です
接褐色に浮かぶ天目釉はまさに宇宙。
上から見ると中心の口がブラックホール
広がった口縁は渦を巻く銀河のようで,吸い込まれるほどに神秘的です。
本作品は2月17日(月)まで展示しております。
四代長太郎のレリーフ
清泉寺長太郎窯
ただ今開催中の「歴代長太郎展」
昨日から現代の長太郎
四代長太郎長佑氏,清泉寺長太郎明宏氏,指宿長太郎禮石氏の作品を展示しています。
下の写真は清泉寺という名前の通り,今もコンコンと清水が湧き出ている清泉寺跡の泉です。
この清泉寺跡にあるのが二代長太郎正夫氏が開窯した清泉寺長太郎窯です。
現在は明宏氏がその火を受け継いでいます。
谷山の「七つ島鹿児島ふるさと物産館」には清泉寺長太郎の焼き物を販売している
「壺中庵」があります。
そして…
なんと,本日1月5日まで50%off なのだそうです!
店内でコーヒーも頂けるそうなので(200円お菓子付き)
この機会にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【壺中庵】営業時間 10:00〜18:00
壺中庵は2018年3月をもって長太郎焼清泉寺窯元へ移転しました
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
当館とカフェ&ベーカリートワメゾンは本日より通常どおり開館しております。
原野農芸博物館の復興記念展
年末年始のお知らせ
三代長太郎流石作「桜島」
カフェトワメゾンのクリスマスディナー
桜島爆発記念碑
来年1月12日で大正の大噴火から100年を迎える桜島。
その節目に合わせて桜島の絵画を集めた「桜島のある風景展」を開催しています。
本日ご紹介するのは絵画ではなく
当館前の辻之堂後公民館にある「桜島爆発記念碑」です。
この記念碑は大噴火の翌年,大正4年の正月に原口青年会によって建立されています。
ここ谷山では大噴火の後に発生した地震により民家の石壁が崩れ
多くの死傷者が出たのだそうです。
現在 記念碑の背面に記されている文字は苔と剥落で解読できませんが,
「谷山の碑文集」(*)によると発起人や青年会長,相談役,評議員の名前が
記されているだけで,被災状況などは碑文から確認できないようです。
ちなみに,この記念碑の隣には
田ノ神さぁ(左)と馬頭神(中)と灯籠(右)がありますよ。
(*)木原三郎 昭和55年「谷山の碑文集」