笠沙町片浦のお伊勢講

【 開催地 】南さつま市笠沙町片浦地区
      片浦公民館片浦漁港

【開催日時】平成25年2月11日 浜下り15:00

笠沙地区では野間池、赤生木、小浦、片浦の4ヶ所でお伊勢講が行われています。

お伊勢講とはお伊勢参りに誰しもが行ける時代ではなかったので
寄附を募って地域の代表者が代参する仕組みの事です。

片浦のお伊勢講は片浦公民館での神事の後、
幟持ち2名を先頭に面を被り薙刀を持った二才(15歳の青年)、
太鼓、神輿、稚児、神主と続いて浜下りをします。

途中、二才たちが散り散りとなり薙刀で沿道の見物人の頭を叩きます。
小さな子どもたちは面が怖くて泣き叫んでいましたが、
この二才たちに叩かれると一年間無病息災で過ごせるそうです。

浜まで下ると野間岳に向って「オイヤナー、オイヤナー」と歌う、
とのことだったのですが、「オ、オ、オ、オー」としか聞こえませんでした。
同じ県下でもこの辺りの言葉は鹿児島市とまた少し違うので、
私が聞きとれなかっただけなのかもしれません。

これは下った浜(片浦漁港)の片浦恵比寿大明神。

旅の風景展 ―ひとときの絵画の旅―

旅という非日常の経験は、ときに旅人の心を大きく揺さぶります。
旅先の風景から、画家たちが感じた異なる風土や文化に対する驚きや憧れを読み解き、
ひとときの絵画の旅をご堪能下さい。
収蔵品の中から様々な作家が描いた旅先の風景作品19点を展示します。

旅の風景展 ―ひとときの絵画の旅―

【開催期間】2013年2月7日(木)〜6月2日(日)
【休館日】水曜日

 

臨時休館のお知らせ

2月4日(月)、5日(火)は展示替えの為、美術館は臨時休館となります。2月6日(水)休館日です。

美術館1階のカフェ&ベーカリー・トワメゾンは、通常通り営業しております。

2月4日(月)・・・カフェ(営業) / ベーカリー(営業)

2月5日(火)・・・カフェ(営業) / ベーカリー(営業)

2月6日(水)・・・カフェ(定休日)/  ベーカリー(営業)

ご迷惑をお掛けいたしますがご了承頂きますようお願い申し上げます。

鹿児島の土人形展

谷山の ふるさと考古歴史館 で開催中の
「鹿児島の土人形」展に行ってきました。

土人形と聞いてピンとこないかもしれませんが
鹿児島で一般的に「帖佐人形」といわれている
素焼きの人形に彩色した置物の人形のことです。

男の子の節句には、金太郎や武者人形
女の子の節句には、雛人形などが
飾られていたご家庭も多いのではないでしょうか。

土人形の産地は帖佐はもちろんのこと、
鹿児島県下には7ヶ所もあったそうで
会場には各地の土人形が展示されていました。

中でも個人的に見ごたえがあったのは苗代川の土人形。
苗代川でも土人形が作られていた、
という話はきいていましたが
実物を拝見したのは初めてでした。

展示されていたのは「鯛と布袋像」
どっしりと腰を据えた布袋さんが
大きな鯛を右側に抱えている姿です。

これって…
当館収蔵の苗代川焼きにも似たものがあります。

これは鯛の口先に穴が空いており水注になっています。
言われてみれば、土人形は前後半分づつを型どりして
それを結合して焼成しているので中は空洞です。

土人形は和紙で底を塞いでいたりしますが
土で塞いで釉薬を掛け
穴を2つ開ければ水注として利用できますね。

この「鹿児島の土人形展」は3月10日(日)までです。
2月3日(日)13:30〜15:00 には
鹿児島の土人形に関する講演が無料で受講できるそうですよ。

 

 

 

 

出羽慎一さん写真展

一昨年、当館で錦江湾の写真展を開催させて頂いた水中写真家 出羽慎一さんの写真展が
マルヤガーデンズで開催されています。

今回は坊津のサンゴがメインの写真展で、
錦江湾とはまた違った海の中の表情を見ることができますよ。

【出羽慎一写真展】

会期:平成25年1月22日(火)〜1月28日(月)
時間:10:00〜20:00
会場:マルヤガーデンズ地階
*)入場無料

 

MBCラジオ

ポニー号・・・鹿児島にお住まいの方なら良くご存じですね。MBCラジオの中継車です。本日は、MBCラジオの「たけまる商店営業中!」の放送の中で当館のご紹介をしていただきました。生放送中に当館でのインタビューを中継するためにポニー号がやってきたのです。

生放送・・・中継・・・インタビュー・・・何人かのスタッフさんが、たくさんの機材を持ってさぞや賑やかにお見えになるのでは、と緊張しながらお待ちしていましたら、素敵な笑顔の女性がお二人!インタビュー担当と中継担当に分かれて、てきぱきと準備をなさり、あっと言う間に無事インタビューも終えました。県内各地をポニー号を運転しながら移動し、取材をして中継で番組につなぐ、その一連のお仕事を女性二人のペアでなさっているんですね。パワフルだなぁ、と感心しました!

インタビューしてくださった福留さんと。ご来館いただきありがとうございました。