身近にある長太郎焼③

先日、身近にある長太郎焼①で谷山小学校にある長太郎焼をご紹介しました。
本日は他の学校で見られる長太郎焼をご紹介いたします。

まずこちら。
鹿児島県立鹿児島工業高校の新屋内運動場です。
正面の外壁に設置されている校章は四代長太郎長佑の作です。
平成21年の竣工に合わせて同校のOBである長佑氏が制作しました。

同じく四代長太郎長佑が制作した校章として、さつま町立宮之城中学校の校章があります。
宮之城中学校は本年4月、山崎、宮之城、鶴田、薩摩の中学校が合併して開校した新しい
中学校です。

現在、宮之城中学校の正面入口にケースに入って展示されていますので、
近くで見ることができますよ。

そして、こちらは伊佐市立針持(はりもち)小学校です。

全面芝生の美しい校庭に、長太郎焼の西郷隆盛像が設置されています。
昭和43年12月、明治100年記念に針持老人クラブ連合会から小学校へ寄贈されました。

そしてこちらも四代長太郎長佑の作です。
当時はまだ四代長太郎を襲名しておらず、また陶工名である「長佑」も名乗っていなかったので、胸像の銘は本名の「有山長蔵」となっています。

ちなみに、西郷像の向こう側にみえる掲揚台のセンターポールは、
昭和39年東京オリンピックで実際に使用されたものだそうですよ。

身近にある長太郎焼②

今回ご紹介する身近にある長太郎焼は、
私たちが日常的に目にしていて、実はそれが長太郎焼だった!というものです。

これは西郷隆盛生誕の地の前に掛かっている「高麗橋」。
平成5年の8.6水害で壊れた石橋の後に掛けられた橋です。

この新しい高麗橋の銘板が、四代長太郎長佑が作製した長太郎焼陶銘板です。

左下の四つ星は、四代長太郎長佑の印です。

そして、もう一つ。
こちらは鹿児島県障害者自立交流センター はーとぴあ鹿児島の前に掛かっている玉江橋です。高麗橋と同じく8.6水害の後に新しく掛けられました。

玉江橋の銘板も四代長太郎長佑作の陶銘板です。

高麗橋、玉江橋を渡るときに、陶銘板にも目を向けてみてくださいね。
ちなみに旧高麗橋、旧玉江橋は石橋記念公園に保存展示されています。
石橋記念公園https://www.seika-spc.co.jp/ishibashi/park01.html

カフェトワメゾン新メニュー「アイスカフェモカ」

「開窯120年 長太郎焼展」にちなみ,カフェトワメゾンでは新メニュー「アイスカフェモカ」が登場しました。当館入館券の半券をカフェでご提示いただければ¥500円でお召し上がりいただくことができます。この機会にぜひ,お召し上がりください。

身近にある長太郎焼①

以前に、鹿児島市役所本庁の初代長太郎作レリーフ
ぴらもーるの三代長太郎流石作のレリーフをご紹介しましたが、
まだまだ身近にある長太郎焼をご紹介していきたいと思います。

今回は当館の目と鼻の先の谷山小学校にある長太郎焼(作品)をご紹介します。

これは鹿児島市立谷山小学校校庭にある初代長太郎の「鏝画(こてえ)」です。
昭和8年に建設された講堂の正面に取り付けてあったものを、
平成6年解体される時に記念に残したのだそうです。
(谷山小学校展示解説より)

初代長太郎は、旧本窯の建物にも鏝画(こてを使って立体的な装飾を施す手法で、
一般的には左官職人が漆喰で施す)で装飾を施していました。
なかでも作品を展示していた展示館の天井に施された龍の鏝画は圧巻だったそうです。

現在、谷山小学校の体育館には四代長太郎長佑のレリーフが飾られています。(平成7年作)
入口の左側の壁面に見ることができる幅4mの陶製レリーフは、完成までに1年半を費やした力作です。

谷山小学校OBでもある長佑氏から子供たちへ
「これから将来大きな郷土愛をもち、人と仲良く平和に、いつもロマンと希望を持って、幸福に健全な人間になるよう。また、自信をもって何事にも恐れず挑戦してほしい」との願いが込められているそうです。

ロクロ体験(無料)ワークショップ

ろくろワークショップは定員に達しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

本日もろくろワークショップを開催しております。
お天気のせいでしょうか、後10名ほど余裕がございます。
無料でお茶碗を作れますので、ご興味のある方はぜひご来館ください。

ワークショップ1日目。

カモイケ工房有山清麿氏によるワークショップ1日目が行われました。
塊だった粘土が先生と一緒に手を添えると,お茶碗の形になっていき,参加者のみなさんには驚きの体験だったようです。この後,乾燥後に名入れをしてもらい,焼いて完成となります。

明日(7/27)もワークショップ2日目を行います。午前10時から予約不要・先着15名・参加費無料(中学生以上は入館料が必要)です。ふるってご参加ください。

長太郎焼を販売しています

「開窯120年長太郎焼展」では初代から現代までの長太郎作品を一堂に展示しています。
それぞれの長太郎の作品をご覧になったお客様の中には
長太郎焼の購入を希望される方もいらっしゃるので
本展の会期中、美術館1階のロビーで各窯のやきものを販売することとなりました。
本窯、清泉寺窯、カモイケ工房(清泉寺窯)、tenoutuwa(指宿窯)
それぞれの個性あふれるやきものを日常で使ってみませんか。

本窯長太郎焼窯元「徳利セット」

如意山清泉寺長太郎焼窯元「皿付きカップ」

カモイケ工房「一輪生け」「マグカップ」

tenoutuwa「スプーンホルダー」

「谷山ふるさと自然文化体験塾」開催

谷山ふるさとコミュニティ協議会の夏休み特別企画である「谷山ふるさと自然文化体験塾」が当館にて開催され,谷山の小中学生およそ20名とご家族に参加いただきました。

当館にて開催中の「開窯120年 長太郎焼展」を学芸員解説で見学いただいた後,「実際に自分で作ってみよう」ということで,カモイケ工房有山清麿氏によるワークショップも行いました。

みなさんが挑戦されたのは「コースター作り」。10センチ角のコースターに「かきおとし」の手法で自分だけのコースターをつくりました。

またあわせて,ロクロを使った器制作も行われました。

清麿先生の指導のおかげで,見事な形になりました。焼き上がりが楽しみです。

次回ワークショップは,7/26(金)7/27(土)の両日,午前10時から,同じくカモイケ工房の有山清麿氏を先生役にお迎えして行います。予約不要・当日先着15名までです。ご希望の方は当日,美術館にご来館ください。

 

7/20(土)有山長佑氏ギャラリートーク

本日は,本窯長太郎焼窯元より有山長佑氏にギャラリートークを行っていただきました。

初代から二代,三代との思い出にはじまり,ご自身のエピソードへ。
作品「湖畔」のモデルとして知られる黒田清輝の奥様に,東京のご自宅でごちそうをしてもらった思い出や,西郷隆盛の子孫の別荘地に下宿していた思い出など,他ではなかなかお話にならなかったエピソードをたくさんお話くださいました。
また,制作については,風土にあった素材探しと技術の研鑽を重ねながら,こだわりの蒼い釉薬にたどり着くまで16年もの月日がかかったこと,貫入の入らない白薩摩を目指し,釉薬の開発に励んだことなど,貴重な制作秘話をお話いただきました。

目頭を熱くしながらお話になる思い出や,熱く情熱的にお話になる制作秘話など,お越しいただいた来館のお客様との貴重な時間となりました。

次回ギャラリートークは,8/8(木)午後2時から,指宿長太郎焼窯元より有山禮石氏をお迎えします。
ぜひご来館ください。