ただ今開催中の「描いた女性と描かれた女性」展の中に、
前畑省三氏の「神女誕生・パーントゥ」という作品があります。
とても不思議な雰囲気の作品なので小中学生が興味深そうに見入っています。
このタイトルにもなっているパーントゥとは
沖縄県宮古島の島尻(しまじり)という地区で行われている厄除けの祭り
パーントゥプナカに登場する3体の仮面神のことです。
方言で「パーントゥ」とは異様な形相をしたもの
お化け、鬼神、妖怪という意味があり、
「プナカ」とは祭祀という意味があるそうです。
このパーントゥ神は全身にシイノキカズラ(つる草)を巻きつけ
その上から悪臭のする泥を塗り、
頭にはマータと呼ばれる草葉を結んだ厄除けをさしています。
手には仮面と杖を持っています。
そして、人々に泥を塗りつけて、害厄を追い払い、
無病息災をもたらしてくれるのです。
<参考文献>
(「島尻のパーントゥ調査報告書」平良市教育委員会発行:昭和60年3月)
パーントゥには男性が扮する決まりとなっていますが、
この作品では祭りの儀礼を行う神女とイメージを重ね合わせ
女性がパーントゥに扮しています。
このパーントゥは毎年10月の下旬もしくは11月の上旬に行われ、
最近はツアーなども組まれて、観光客も多いとか。
また、宮古島の隣に位置する多良間村で9月26日から行われる「多良間の八月踊り」は、
ユネスコの無形文化遺産の登録候補となっているそうです。

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