「海老原喜之助と周辺の画家たち」展

本日より海老原と周辺の画家たち展が始まりました。
海老原喜之助というと鹿児島では知らない人はいない(?!)くらい活躍され、
鹿児島の美術界の発展に尽力された先生の1人です。
大変に豪快、闊達、饒舌で社交的なお人柄だったそうで、多くの作家さんから慕われていたようです。
今回は当館の収蔵品の中から海老原喜之助と交流のあった(ごく一部になりますが)
作家の作品と共に展示し、海老原喜之助の人柄の一面をご紹介できればと思います。

また、ただ今鹿児島市役所みなと大通り別館1階にあります市民アートギャラリーにて
「南日本美術展海外派遣留学生の現在(いま)」が開催されています。
海老原喜之助と終生の友 吉井淳二が創設に尽力した南日本美術展。
そして、本場フランスでの勉強の大切さを重視し設けた海外への留学生派遣制度では
現在まで多くの作家を送りだしています。
第1回パリ賞を受賞しパリへ留学された前畑省三先生の作品展が開催されておりますので、
併せてご覧下さい。
☆明日1月16日(金)午後1時15分より前畑先生によるギャラリートークが開催されます。