「開窯120年 長太郎焼」展

明治32年谷山に開窯し、今年120年の節目を迎える「長太郎焼」の歴史と未来をみつめる品、ゆかりの品などを展示しております。うち8/14(水)に一部展示替えがあります。

◎期間中,小中学生の入館料は無料
◎7/20(土)午後2時より 有山長佑氏によるギャラリートーク
◎8/8(木)午後2時より 有山禮石氏によるギャラリートーク
◎7/26(金)7/27(土)午前10時より カモイケ工房有山清麿氏によるワークショップ

たくさんの皆様のご来館をお待ちしております。

四代有山長太郎 長佑氏のギャラリートーク


7月20日(土)「開窯120年長太郎焼展」の初日は本窯長太郎焼窯元の
四代長太郎 有山長佑(ちょうゆう)氏のギャラリートークを開催いたします。
長佑さんのお話には、幼少時の初代長太郎との思い出や、長太郎焼を世に出した
画家黒田清輝の照子夫人とのエピソードなど、私たちにとって歴史上の人物(?)が次々と登場します。この機会にぜひ足をお運びください。

〈ギャラリートーク〉
日 時:7月20日(土曜日)14:00~
会 場:三宅美術館1階焼物展示室
予 約:不要
参加費:当館入場料(中学生以下無料)

 

 

 

鋭意準備中

7月20日(土)から始まる「開窯120年長太郎焼展」の準備が日々進んでいます。
昨日は本展で初めて展示を行う作品の撮影を行いました。
この作品は、長太郎焼本窯で制作された記録はあるものの、すでに現存しているものはないと思われていたのですが、今回の調査で偶然にも発見された作品です。
ぜひ展示室で本物をご覧くださいね。

展示替え休館のお知らせ

7/10(水)〜7/19(金)まで展示替えのため休館させていただきます。

次の開館日は,7/20(土)企画展「開窯120年 長太郎焼展」となります。

御衣黄桜 4月12日現在

今日の御衣黄桜の様子です。先日の雨に散ることもなく、五分咲きほどになりました。
咲き始めは緑がかっていますが、日が経つと徐々に赤みがさしてくるのが特徴です。

新元号「令和」にちなみ

新元号「令和」の典拠である万葉集の「梅花の歌」の序文
「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、
梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」
にちなみ、梅が描かれた、または梅文様の焼物を展示しています。

平安時代以前は「花」といえば「梅」のことを指し、万葉集でも桜の3倍詠まれているそう。
当時、梅は春になると最も早く花を咲かせる「百科の魁」として尊ばれていたので、
春の訪れを告げる鶯と併せて描かれることの多い花でもあります。

白薩摩、苗代川焼、平佐焼、能野焼から7点展示しています。
焼物に描かれた梅から春と新しい時代の風を感じてみてください。

御衣黄桜 4月2日現在

この時期にお問い合わせをいただく御衣黄桜の開花状況をお知らせいたします。

ソメイヨシノは2分咲きといったところでしょうか。

御衣黄桜はソメイヨシノが散る頃に咲き出します。
2本ほどの枝先に蕾が見られますが、

全体的にはまだまだといったところです。

これからも随時、美術館便りで開花状況をお知らせしてまいります。