開催中の「春の常設展」展示室の一番奥には
S100号(1辺162㎝の正方)のとても目を引く作品2点を展示しています。
2点とも前畑省三の作品で
左が「神女誕生Ⅰ」(1981年作)
右が「神女誕生・パーントゥⅣ」(2001年作)になります。(作品解説→☆)
1981年から2014年にかけて描かれた「神女誕生シリーズ」の初期と中期の作品です。
画面に吸いこまれそうな神秘的な雰囲気のあるこのシリーズは,
奄美から沖縄諸島にかけての信仰がテーマとなっています。(パーントゥ→☆)
ロビーの吹き抜けには「いのちの誕生」シリーズの2014年作を展示しています。
併せてご覧ください。作品解説→☆
なお、現在 奄美大島の田中一村記念美術館では
「前畑省三展(琉球弧の祈り~前畑省三「神女誕生」シリーズから~)」が開催されています。
5月15日(日)14:00~前畑省三氏による作品解説が開催されるそうです(参加無料)
解説を聴いて,奄美の文化と併せてご覧いただくと,作品からのメッセージがより伝わることでしょう。