昨年度初めて生産量全国1位を達成した鹿児島茶。
早くも新茶が待ち遠しい時期となりました。
新茶の繊細な味わいを楽しめそうな、そんな作品を紹介します。
白薩摩呉須手山水画茶器
初代長太郎 明治32(1899)年~昭和15(1940)年頃

独自の黒薩摩を確立したことで名高い初代長太郎ですが、元々白薩摩の絵付師を務めていたこともあり、優れた絵付けの作品も多く残しています。
湯飲みは直径6㎝×高さ5㎝、急須は最大径8㎝(※取っ手部分を除く)と小さく、丁寧なつくりのうつわに山水画が繊細かつ穏やかな筆致で描かれています。
こちらの茶器で味わうお茶はさぞ美味しかったことでしょう。
