浦島太郎像

「描かれた鹿児島の名所」展では、
絵画の他に鹿児島の名所にちなんだ焼き物も数点展示をしています。
その中の1点が美山の沈壽官窯で焼かれた白薩摩の『錦手浦島太郎像』です。(高さ25)

なぜ、浦島太郎が鹿児島の名所と関係があるのかというと…
実は、砂蒸し温泉で有名な指宿の南端 長崎鼻には浦島太郎伝説があるのです。
長崎鼻には竜宮神社もあり、その目の前の浜には今でも海ガメが産卵に来るそうです。
浦島太郎はその浜辺から竜宮(琉球という説あり)へ向かったそうです。
ちなみに、沈壽官窯は乙姫様を所蔵していらっしゃるそうで

いつの日か再会できるといいですね。
心なしか、浦島太郎の仕草が乙姫様を探しているような…

浦島太郎像