「藍の刻」図録 オンラインでも購入できます!

安藤徹写真展「藍の刻」では、多くのお客様からご感想を頂いております。
ありがとうございます。

さて、本展では図録(A4サイズ)を当館1F受付およびオンラインにて販売中です。
価格は1,000円です。

全展示作品および展示パネルが掲載されておりますので、企画展になかなか足を
運べないという方にも、雰囲気を味わっていただけます。
また、作品がフルサイズでの掲載となっておりまして、展示作品とはまた違った作品の魅力を味わえます。

ご希望の方はお問合せフォームよりお申込みいただくか、直接受付にてお声掛け
くださいませ。
※郵送でお送りする場合、別途送料(370円)などが必要となりますので、
あらかじめご了承ください。

ギャラリートーク開催しました

7月10日は鹿児島県下で大雨特別警報が発令されましたが、安藤徹写真展「藍の刻」は無事に初日を迎えることができました。
ギャラリートークも14:00~と18:00~の2回とも多くの方にご参加いただきありがとうございました。

お昼の部は一般向けのギャラリートークでしたので、海の中の様子や、海中ではどのようにして撮影するのかなど基本的なお話しをしていただきました。

そして、チューク州では日本とかかわりの深い海中遺跡があり、条例で当時のまま保護されていること、それが漁礁となり生物多様性を育んでいること、経年劣化で沈んでいる船から油が漏れて海洋汚染の懸念があることなど、私たちがなかなか知ることのない貴重な話に皆さん聞き入っていました。

そして最後は企画展図録に安藤先生のサインを求める方が多く、サイン会&質問攻めとなっていました。

18時からのギャラリートークはダイバー向けでしたので、海や水中撮影の基本的な知識を持っていらっしゃることをふまえて、専門的な内容でお話しいただきました。
ダイビングは専門的な知識と判断力、それに伴うダイビング技術を備えていないと命に直結するスポーツなんですね。そのような状況の中で撮影していることを理解して作品をあらためて鑑賞すると、水中写真家の凄さを実感します。

いよいよ明日からです

安藤徹写真展「藍の刻ー写真で巡る海中遺跡と豊かな自然」は
いよいよ明日からスタートです。
昨日は、安藤先生の作品をプリントしていただいた富士フイルム イメージングシステムズ株式会社の本社から、Zoomで安藤先生への取材がありました。
インタビューの内容は写真業界向けのサイトに掲載されるそうなので、残念ながら一般公開はされませんが、取材の雰囲気を少しだけ。

安藤先生のお話をお聞きになりたい方は、明日の18:00~のギャラリートークに少し空きがありますので、ぜひお申し込みください。

Zoomでインタビューを受ける安藤先生
展示室入口で記念撮影

安藤徹写真展「藍の刻」でのお願い

当館では、美術作品に害をおよぼす害虫やカビを誘引する原因となる
花や植物(生花、鉢植え、ドライフラワーやプリザーブドフラワー等の加工した花を含む)、および食品類のお受け取り、お預かりはお断りしております。
安藤さんの作品保全のため、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

鋭意準備中です

7月10日(土)から開催の
安藤徹写真展「藍の刻-写真で巡る海中遺跡と豊かな自然」の準備が始まりました。
写真家の安藤さんご本人にもお手伝いいただき、鋭意展示替え中です。

今まで油彩画が展示されていた展示室が一変して海中モードへ変身していきます。
全部で42作品。お楽しみに。

開催中の「カンヴァス・フライト」展から

九州経済研究所から発行されている情報誌「KER」4月号に
当館で開催中の 絵画で旅する「カンヴァス・フライト」展から
鳥海青児(ちょうかいせいじ)の「石像」が紹介されています。


インド西部のピタルコーラ遺跡の風化した石像を描いた1970年作の油彩画です。

大地や石材の質感が伝わるマチエール(絵肌)には、鳥海ならではの工夫が施されています。ぜひ本作品でピタルコーラ遺跡の風を感じてみてください。

新収蔵品に展示替え

ただ今開催中の「海老原喜之助と周辺の画家たち」では、陶芸家の作品も展示しています。海老原喜之助が創設に尽力した南日本美術展(本年は11月21日から第75回展が開催)で審査員も務めた寺尾作次郎の作品3点を、新収蔵の作品3点へ展示替えいたしました。
鹿児島県工業試験場窯業部で部長を務めていた時代と、紫原に鹿窯を開窯してからの作品です。どれも寺尾作次郎らしい心温まる作品ですので、ぜひご覧ください。

「海老原喜之助と周辺の画家たち」展から「福田啓人 0-10」

「海老原喜之助と周辺の画家たち」展では、海老原喜之助と吉井淳二が設立に尽力した南日本美術展で受賞した作家たちの作品(絵画、陶芸、染色)を併せて展示しています。

本日ご紹介する作品は、第52回南日本美術展で奨励賞、第59回でJAL賞(ニューヨーク研修)、第66回で海童賞・立体部門優秀賞を受賞した福田啓人の「0-10」です。

この直径40㎝ほどの奇妙な球体は、表面に紐の状の粘土を並べて模様を施した陶芸作品です。「0-10」というタイトルはゼロから10、つまり始まりから終わりまでの全てを表しています。「見る側が触れることで、繰り返し記憶が循環しつづけることができれば」と、作家の好意により触れることができる作品となっています。

美術館1階のロビーに展示していますので、ぜひ見て、触れて作品を感じてみてください。

墓前にご報告

本日9月19日は海老原喜之助の50回目の祥月命日になりますので、
「海老原喜之助没後50年展連携事業-進化しつづける筆致-」展が無事終了したご報告、そして、本日から長島美術館で開催の「油彩、水彩、デッサン…描きつづけた日々」展のご報告を長島館長と行ってまいりました。

天気予報は曇りのち雨でしたが、墓地に到着すると青空が広がり、長島美術館の初日を歓迎してくださっているようでした。

当館は「海老原喜之助と周辺の画家たち」展に向け、鋭意展示替え中です。
24日(木)からの開催となりますので、ぜひ足をお運び下さい。