「没後40年 中間冊夫展 ヒューマニズムの軌跡」後期展示が始まりました

本日より、絵画展「没後40年 中間冊夫展 ヒューマニズムの軌跡」後期展示が始まりました(3月1日(日曜日)まで)

独立展にて第1回児島賞を受賞した「赤の人物」「黒の人物」を同時展示するほか、家族への愛情のにじむ作品、故郷の山・開聞岳を描いた作品等を新たに展示しています。

また焼物展「山口長男の焼物」では、日本の抽象絵画のパイオニアである山口長男による絵付作品を展示中です。

ともに独自の画境で知られる作家たちの作品を、ぜひお楽しみください。

「山口長男の焼物」展

山口長男(やまぐち たけお、1902-1983)は日本の抽象絵画の開拓者の一人であり、また父親は旧川内市の出身で1960年代以降は毎年のように墓参りに訪れるなど、鹿児島にルーツを持つ作家でもあります。
鹿児島に帰る度に霧島焼(現 伊佐市)の窯元を訪れ、絵付けを楽しみました。重厚な油彩作品とは一味違った、伸びやかな線はやきものとの対話との楽しさが伝わってくるようです。

山口長男のやきもの展

1階焼き物展示室と2階の絵画展示室の一部で
「山口長男のやきもの展」を開催しております。

山口長男は油彩画家で、幾何学的な形や点、線で極端に単純化された
画面構成の抽象画で有名ですが、焼き物の絵付けもしていました。

こうして茶碗や水指しの白い肌に、ポツンと置かれた呉須の点をみていると
前衛的な作家の作品ながら日本古来の侘び寂びを感じます。

「海」と題された油彩画も併せて展示しておりますので
焼き物の絵付けと一緒にお楽しみください。