「心に残った作品」投票結果〈8月〉

只今、安藤徹写真展「藍の刻」は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため公開を休止しておりますが、8月は多くのお客様にご来館頂きました。「心に残った作品」投票結果はどう変化したでしょうか?(7月投票結果はこちら

第1位:山鬼山丸 其ノ弐
第2位:桑港丸 其ノ弐・第六雲海丸
第4位:天城山丸
第5位:追風 其ノ壱・桑港丸 其ノ参・富士川丸 其ノ伍・平安丸 其ノ壱

第1位:山鬼山丸 其ノ弐
第2位:桑港丸 其ノ弐
第2位:第六雲海丸

1位を除き、上位にニューフェイスが多数ランクインする結果となりました。前回は自然をモチーフとした作品が上位にランクインしましたが、今回ご来館頂いたお客様の中では、自然をモチーフとした作品・人工物をモチーフとした作品両方とも人気があったようです。

ビーチクリーンアップin坊津 開催しました

昨日(8月11日)は「ビーチクリーンアップin坊津」を開催しました。
あいにくの雨でしたが、多くの方にご参加いただきありがとうございました。

台風9号が上陸した直後で、プラスチックゴミはもちろんのこと
ロープや漁網など多くのゴミが打ち上げられていましたが
参加者の皆さんのご協力によって
たくさんの漂着物もあっという間に片づけることができました。

今回は雨のため残念ながら参加を見送った方
まだまだビーチクリーンアップをしたい!という方は
安藤さんのダイビングショップ(la・bomba)が毎月ビーチクリーンアップを開催しているので、ぜひそちらにも参加してみてください。


次回は9月26日(日曜日)10:00~ です。

場所は昨日と同じla・bomba 坊津スノーケリング & スクーバダイビングパーク
(南さつま市坊津町泊字荒所4)です。

漂着物(ゴミ)を拾うことで、どのような種類の漂着物があり
それらがどこからどのように流れてきたのか想像し
今後私たちができることを考えてみてくださいね。

作品の中の魚たち

安藤徹写真展「藍の刻」で展示している作品の中に、たくさんの魚を見ることができます。
サンゴに見え隠れする小さく鮮やかなスズメダイや、群れをなして塊になっている迫力のギンガメアジなど、作品内の魚を追っていくだけでも楽しくなります。

チラシにも使用されているこの作品に写っている魚たちは「たかさご」です。
鹿児島のスーパーでも時々見かけることがありますね。
沖縄県では「グルクン」とよばれ、沖縄の県魚にもなっているとてもおいしい魚です。(美ら海水族館に詳しく紹介されています→

スーパーで見かけるときは赤い魚ですが、写真ではグレーに写っているのでピンとこない方もいるかもしれません。
海の中では太陽光の赤色から吸収されていくのでモノトーンに見えてしまうのです。
なので、しっかりとたかさごにストロボの光を当てて撮影してる作品には、見慣れた赤い魚で写っていますよ。
同じ魚でも撮影の仕方で違って見えるので、その違いも楽しんでください。

ちなみに、この作品の中にいる「たかさご」で、1匹だけ正面を向いてしっかりカメラ目線の子がいます。とても可愛いので見つけてみてくださいね。

「心に残った作品」投票結果〈7月〉

安藤徹写真展「藍の刻」では、「一番心に残った作品」の投票を受付中です。
多くの方にご投票いただき、感謝申し上げます。
様々な被写体、物語をとらえた写真が並ぶ写真展らしく、途中経過も多様性あふれる結果となっています。

第1位:山鬼山丸 其ノ弐〈12.6%〉
第2位:富士川丸 其ノ弐〈11.9%〉
第3位:桑港丸 其ノ弐〈9.8%〉

第4位:追風 其ノ壱〈9.1%〉
第5位:富士川丸 其ノ伍〈6.3%〉

山鬼山丸 其ノ弐
富士川丸 其ノ弐
桑港丸 其ノ弐

会場では、大きなサイズでより臨場感のある写真作品をご覧いただけます。
気になる作品を鑑賞して、海中への旅に出かけてみませんか。

※「美術館便り」ではフルサイズ版の写真を掲載しています。会場では、作品の縦横比が若干異なります。

撮影「可」

開催中の安藤徹写真展「藍の刻-写真で巡る海中遺跡と豊かな自然」では
写真家の安藤さんのご厚意により、全ての作品が撮影「可」です!
お気に入りの作品を見つけて、シェアしてみよう!

谷山ふるさと自然文化体験in三宅美術館

7月21日、当館を貸し切って
谷山ふるさとコミュニティ協議会主催の「谷山ふるさと自然文化体験in三宅美術館」
が開催されました。地元の小中学生による親子見学です。

最初は安藤さんから、海の中やダイビングガイドのお仕事についての説明や
写真を撮影したミクロネシア連邦チューク州やそこにある海中遺跡についてのお話がありました。
その後おもな作品5点ほどの解説や水中でどのように撮影しているか教えていただきました。

作品鑑賞が終わると、ダイビング器材に触れる体験です。
先ずは海の中で必要な器材について、なぜ必要なのか、何に使用するのかを
一つひとつ説明してもらいました。「海の中では話しができなので、ベルを鳴らしてみんなを呼びます。」と水中用ベルを鳴らしています。


そしていよいよ器材に触れてみました。

重さ約14キロのシリンダー(海中で吸う空気が入っている)を背負ってみます。

シリンダーの空気を吸うレギュレーターから実際に空気を出してみて、
空気の残りを見る残圧計、方位を見るコンパスなどを確認していました。
(新型コロナウイルス感染拡大予防のため、残念ながら吸うことはできません。)

ダイブコンピューターも付けて、ダイビングのフル装備を体験。

フィン(足ひれ)を履くと前進しにくく、後ろ向きに歩くとスムーズなことを実感。

皆さん、目を輝かせてダイビング器材を体験していました。
海に興味をもってくれたかな。


いよいよ明日からです

安藤徹写真展「藍の刻ー写真で巡る海中遺跡と豊かな自然」は
いよいよ明日からスタートです。
昨日は、安藤先生の作品をプリントしていただいた富士フイルム イメージングシステムズ株式会社の本社から、Zoomで安藤先生への取材がありました。
インタビューの内容は写真業界向けのサイトに掲載されるそうなので、残念ながら一般公開はされませんが、取材の雰囲気を少しだけ。

安藤先生のお話をお聞きになりたい方は、明日の18:00~のギャラリートークに少し空きがありますので、ぜひお申し込みください。

Zoomでインタビューを受ける安藤先生
展示室入口で記念撮影