伊勢路

もう、2週間も前になりますが、
博物館保存科学研究会に出席するため、三重県へ行ってきました。
このような研究会に参加させていただくと、自館でやるべきことが明確になるし、
同じ悩みを抱えている館と情報交換をすることで励みや参考になるし、よい刺激を貰えます。

と言いつつも、
今回は東京文化財研究所で研修を受けた同期と久々の再会で、研究会というより同窓会気分。

2日目には伊勢神宮にある神道博物館でバックヤードと
徴古館、神宮農業館、神宮美術館の見学、
最後に御垣内参拝という貴重な体験をさせていただきました。
内宮は式年遷宮で宇治橋は仮橋になっておりました。

もちろん、旅の最後は赤福本店の赤福ぜんざいで〆。
伊勢路を満喫して参りました。

職場体験学習

12〜14日の3日間、皇徳寺中学校の生徒さんの職場体験学習でした。
毎年のことですが「美術館の仕事=受付に座っているだけ」という先入観があるようで
予想と現実のギャップに毎日ぐったりと疲れきって帰っていく生徒さんたち…

何から何まで自分達でしなければならないのは、うちのような小さな館だけだから。
大きな美術館はちゃんと分業されているから。
と美術館の仕事がイヤにならないようにフォローしつつも
遠慮なく日常業務を手伝ってもらいました。

12日は休館日を利用して中間冊夫作品の撮影のお手伝いをしてもらいました。
休憩中にはカメラマンが撮影秘話など話して下さり
普段なかなか伺うことのできないお話で
気が付くと、私たちの方が聞き入ってしまっている始末…。

13日は作家さん宅での打ち合わせに同行。
その後は美術館の役割とか、学芸員の仕事とか、文化財などについてちょっと説明をして
(何の指定も受けていないけれど)美術館前に鎮座している辻之堂田の神さぁなど見学。
また、知人が35万年前の地層を持って来てくださり
みんなで35万年前のフジツボを触って おおぉぉ! と感動してみたり。

14日は美術館の日常業務を手伝ってもらいながら
絵画展示室で照度計や紫外線測定器を使って計測してみたり
展示に使う道具を扱ったり。

日頃なかなか中学生と過す機会がないので
感受性豊かな年頃の子たちと過していると刺激をもらい
私たちにとっても良い‘体験学習’になります。

さて、来年はどちらの中学校かしら。

ヤゴ(?)

美術館の噴水は循環式のため
コケや藻が悩みの種。
今まで色々な手段を試してきました。

一番楽で効果的なのは、やはり除藻剤ですが、
「錦江湾海底物語」で海の環境を学ばせていだたいたので
どうしても使う気持ちになれません。

そこで、今回試しているのが納豆菌で水を浄化するというエコバイオブロック。

除藻という面では大きな効果は見られませんが
水質環境は随分と良くなったようです。

最近では2週間ごとにタニシを30〜50匹捕獲、駆除。
今回はヤゴらしき生き物まで見つけました。

さすがにヤゴを駆除するのは可哀想なので、
そのままそっと帰し、餌用に(?)小さなタニシも少し残しておきました。

コケや藻が生えていると、水が濁って見た目は良くないですが
こうして小さな生き物を発見すると
何だか嬉しくなりますね。

それぞれの秋

「芸術の秋」「読書の秋」「食欲の秋」
皆さん、それぞれ素敵な秋をお過ごしのことと思います。

当館では「芸術の秋」はもちろんのこと、
実は「読書の秋」と「食欲の秋」 も満喫していただけるんですよ。

1階は薩摩焼展示室。
各窯ごとに分けてご紹介しています。
2階は絵画展示室。
小さな美術館ですので、1階を含め所要時間は20分ほどでしょうか。

ゆっくりと作品を鑑賞された後は
休憩コーナーで読書などいかがでしょうか。
画家の前畑省三氏より寄贈された 美術に関する本を
【 前畑文庫 】として来館者にご自由にご覧いただけるようにいたしました。

さて、「芸術」と「読書」で心が一杯に満たされたところで
次は身体も満たしたいですね。

美術館1階のカフェトワメゾンではランチのオーダーストップがPM3時。
ゆっくりとランチタイムをお過ごし頂けます。

帰りは隣のベーカリーでお土産に焼きたてパンをどうぞ。

秋晴れの爽やかな日に
身も心も満たされにいらっしゃいませんか?

雨の日の景色

またまた台風が急ハンドルを切って
鹿児島へ向って真っしぐらですね。

さて、当館の2階にある休憩コーナーは
南側が総ガラス張りになっていて、ちょっとしたテラス感覚です。

そこから見える風景は錦江湾と桜島…と言いたいところですが
写真のような甍(いらか)の波。
それはそれで風情があるものです。

とくに雨の日は屋根瓦がしっとりと濡れて、雨がつたい、
いつも「福田平八郎の‘雨’みたい…」と心密かに思っています。

その福田平八郎の‘雨’ですが、
ただ今 大分市美術館で展示されています。
この機会にぜひ本物にお目にかかりたいなぁ。

ミドリガメ君 その後…

先日のミドリガメくん、
配布したチラシが功を奏し
飼い主さんが見つかりました!

飼い主さん曰く
1ヶ月前に家出をし、ずっと捜していらっしゃったそう。

どうりで!
餌にカツオ節をあげたら
ビックリする食欲だったのです。
相当お腹が空いていたのでしょうね。

無事マイホームに帰れて、よかったよかった。
一件落着です。

本日の珍客

先日のニホンアマガエルくんにつづいて
本日はミドリ亀くんです。

美術館の敷地内の駐車場で迷子になっていました。
当館の噴水でお預かりしておりますので
お心当たりの方はお申し出下さい。

来週は噴水の清掃で薬品を投入しなければなりません。
それまでに元の場所に帰れるといいのですが…

(なかなか顔を出してくれない シャイは奴)

(やっと顔を見せてくれました!)

小さな来館者

今朝、館内の掃除をしていると
何か‘小さな気配’を感じました。
なんだろう…?とさがしてみると
館内の水路に可愛いニホンアマガエルを発見!

季節ならではの思わぬ小さな来館者。
今日は1日そぉっとそぉっと歩いています。

Oliveの実

今年に入って、当館の中庭にオリーヴの木を植えました。
初春には木が傾くほどつぼみが成り
花も花粉の煙が立つほど咲きました。

そして、現在。
小さな‘実’がわずかながら確認できます。
咲いた花の量からすると、ちょっと期待値を下回りますが
完全無農薬での収穫を楽しみに大切に育てています。

カフェでご披露できる日が来るといいなぁ。