無地二重透彫香炉 2013年07月02日 カテゴリ 焼物企画展関連情報 タグ 無地二重透彫香炉、慶田窯 本日は「薩摩焼の香炉と香合展」から「無地二重透彫香炉」をご紹介します。これは大正昭和初期の堅野系慶田窯の香炉です。乳白色の象牙のような生地は、磁器ではなく陶器になります。よく見ると細かな貫入が入っていて、これが薩摩焼の生地の特徴です。蓋の透かし彫りは、表と裏では細工が異なる二重の造りになっています。 底部には慶田窯の花押が入っています。 関連