白貝

写真のお菓子は谷山銘菓「白貝最中」です。

当館が所在している谷山は昭和40年頃まで砂浜が広がっていました。
ちょうど今頃の時期になると砂浜で「白貝」が沢山採れていたそうです。
その「白貝」を模して作られたのが白貝最中です。

それにしても、
「白貝」って聞きなれない名前です。
谷山でそんなに採れていたなら
今でもどこかで採れたり
食卓に上がっていてもおかしくないはず。

この最中のモデルになった白貝を食べてみたい!
そう思ってここ1年、
スーパーや鮮魚店で白っぽい貝を探しましたが
白貝という貝を見つけることができませんでした。

きっと昔から白貝は採れたはずたから
谷山の草野貝塚から白貝が出土しているかも、
「ふるさと考古歴史館」に探しに行ったこともありました。

それでも「白貝」は見つからなかったので
白貝最中を作っている小迎菓子店の奥さんに
白貝を扱っている鮮魚店を紹介して頂き、
先日ついに念願の白貝を食することができました!

これが白貝です。

なんと、バカ貝(青柳)のことでした。
確かに草野貝塚からは沢山バカ貝の貝殻が出土していました。

ちなみに、後日スーパーで「舌貝」という名前で売られているのを見かけました。
火を通すと長い舌が出てくるからでしょうか。

最中の白貝は、ご主人が丹精込めて練り上げた3種類の餡があって
とっても美味ですよ。

追記(2013.10.17)
 残念ながら谷山の区画整理に伴い,小迎菓子店は閉店となりました。
 

古書リゼットさんのおはなし会

以前から、ずーっと気になっていた
町内の 古書リゼットさんのおはなし会へ行って来ました。

子供のいない日常は 絵本を読むことから縁遠い生活なので、
ずいぶんと久しぶりに絵本の世界に接しました。

日頃は求めている情報が載っていそうな本を探して
更にその本の中から必要な個所を抜粋して…
なんていう読み方をしているので、
たった数行の言葉と絵でストーリーに引き込まれていしまう絵本が
とても新鮮でした。

自分でも驚いたのが
読み聞かせていただくと
どんどんストーリーと挿絵からイメージが膨らんで
お話を聞きながら、絵を見ながら
自分の頭の中で自分の世界がグルグル巡るんです。

1冊の本の物語が終わるのに5分もかかっていないのに
どっぷりとその世界に入れるので
とても充実感が得られるのです。

なるほど、子供に読み聞かせが良いのは
こういう事か…
と勝手に納得してしまいました。

勝手ついでに、リゼットさんは絵本専門の古書店だと思い込んでいた私。
そのせいで なかなか近寄りがたかったのですが、
充実した絵本のほかにも
洋書、専門書、文庫本などなど様々なジャンルが充実していて
絵本と縁のない大人にとっても「宝箱」でした。

貴重な本が山積みで
お財布の中身を充実させていくと、とんでもないことになりそうです。

*)おはなし会の参加費は無料ですよ。