海老原喜之助没後50年「進化しつづける筆致」展終了

海老原喜之助没後50年連携事業の第2弾「進化しつづける筆致」展は本日最終日を迎えました。多くの方々にご来館いただき、ありがとうございました。

第3弾「油彩、水彩、デッサン…描きつづけた日々」展は9月19日(土)より長島美術館で開催されます。スタンプラリーも引き続き開催中ですので、ぜひ足をお運び下さい。

当館の次回企画は「海老原喜之助と周辺の画家たち」展です。
没後50年事業との関連企画で、海老原の作品と、海老原と交友のあった画家、育成した後進の作家たちの作品を展示します。9月24日(木)からの開催です。
こちらも併せて足をお運び下さい。

なお、9月17日(金)~22日(火)は展示替え、館内整理のため休館といたします。ご了承の程よろしくお願いいたします。(16日、23日は通常休館日)

「海老原喜之助没後50年展」

日本の近代洋画壇において大きな貢献を果たした海老原喜之助。
本年は海老原が1970年パリで客死してから50年という節目の年にあたることから
鹿児島市内の3つの美術館(児玉美術館、長島美術館、当館)で連携し
「海老原喜之助没後50年展」を開催したします。

先ずは5月19日,児玉美術館(http://kodama-art-museum.or.jp/)からスタート
しますので、3館で海老原喜之助の墓前に企画展のご報告へ行ってまいりました。

児玉美術館,長島美術館,当館の展示を全て巡ると,海老原喜之助が画家を目指していた学生時代から晩年まで,各時代の作品をまるごとご覧いただけます。
ぜひ足をお運び下さい。

また,3館を巡るスタンプラリーも開催します。コンプリートすると海老原喜之助の絵はがきセットをプレゼントいたします。こちらも併せてご参加くださいね。

「西郷どん」秘話

いちき串木野市の薩摩金山私学校より、タイムリーなご案内をいただきました。

NHK大河ドラマ「西郷どん」の時代考証をされている原口泉先生による
「西郷どん」秘話!の講演です。

日時:3月18日(日)受付13:00~ 開講式14:30~ 講座15:00~16:00
場所:薩摩金山蔵
料金:2,000円(公演後にカフェのスイーツ、コーヒー、焼酎付き)
定員:100名
申し込み:0996-21-2110 薩摩金山私学校事務局(10時~17時:火曜定休)

ご興味にある方は上記までお問い合わせください。
なお、申込用紙は美術館受付とカフェ&ベーカリートワメゾンにもご用意してありますので
お声かけください。

「鹿児島の陶と染織展」のご案内

鹿児島陶芸家協会より企画展のご案内をいただきました。
touto20161002_0000
陶芸家と染織作家という異業種によるコラボレーション企画展です。
扱う素材や創作過程は違うものの,どちらも製作過程では完成品が見えない
(釉薬や染色は製作過程の色合いと出来上がりの色合いが違う)ので
完成品を計算しつくして制作している,という共通点もあります。

陶磁器から39名,染織から15名の作家が出品しています。
会期中は作家によるギャラリートークも開催されるそうです。
【ギャラリートーク日程】
各回14時~14時30分
10月1日(土)有山禮石・鬼原美希
10月2日(日)川野恭和・徳永美代子
10月8日(土)久保満義・田尻環
10月9日(日)十五代沈壽官・重田茂和
10月10日(月・祝)神田和弘・三反田登美子

会 期:2016年10月1日~10月10日
休館日:10月4日(火)
会 場:長島美術館 別館
入場料:一般・大学生500円,高校生以下無料,障害のある方と同伴者1名無料
touto220161002_0000

肥後の里山ギャラリー

higo20160306_0000
先日
 熊本市にある 肥後の里山ギャラリー の企画展を拝見してきました。
このギャラリーは昨年鹿児島銀行と合併した肥後銀行が母体となっている
公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金が運営しているギャラリーで,
肥後銀行本店の1階にあります。
年6回企画展を開催し,熊本の文化財やアーティスト作品を紹介しているそうです。

3月は熊本出身の画家 上村隆一 の作品展を開催しています。
一年を通してどの企画展も観覧料無料とのことです!

いずれは鹿児島銀行の収蔵品と併せて作品展示など開催していただけるといいな…
と個人的に楽しみなギャラリーでした。

連携展示のご案内

この秋 鹿児島県内の美術館などでは
鹿児島県歴史資料センター黎明館で開催中の「近代かごしまの美術」
連携した展示を行っております。
reimei20150912_0000

連携施設は当館をふくめた以下の10施設です。
1.鹿児島県歴史資料センター黎明館
2.鹿児島市立美術館
3.長島美術館
4.児玉美術館
5.陽山美術館
6.松下美術館
7.鹿児島大学付属図書館
8.鹿児島県美術協会(会場:山形屋)
9.山形屋
10.三宅美術館

ぜひ連携施設の企画展も併せてご覧ください。

「若き薩摩藩士たちの足跡をたどる」バスツアーご案内

kinzan20150724_0000
薩摩金山蔵私学校よりバスツアーのご案内をいただきました。

薩摩藩英国留学生が派遣されてから150年を記念して
鹿児島から、イギリスへと旅立った串木野の羽島までの道のりを辿るツアーです。
中でも最年少の留学生として英国に渡り、後にカリフォルニアのワイン王となった「長澤鼎」に焦点をあてお話いただくそうです。
詳しくは薩摩金山蔵私学校事務局(0996-21-2110)へお問い合わせください。

また、鹿児島歴史資料センター黎明館では7月26日(日)まで
薩摩藩英国留学生渡航150年記念企画展
「幕末薩摩の留学生ー日本近代化の若き先駆者たち-」
が開催されていますので、そちらをご覧になってから参加されてみてはいかがでしょうか。

「古代からのメッセージ」ふるさと考古歴史館

ただ今谷山の ふるさと考古歴史館 で開催中の「古代からのメッセージ展」では
鹿児島紡績所技師館(異人館)跡の発掘調査での出土品や福昌寺の模型と併せて
谷山北麓(谷山小学校周辺)と不動寺遺跡(JR慈眼寺駅北側)の出土品が展示されています。

不動寺遺跡では鹿児島市内で初めて出土した「方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)
(破鏡)」という青銅鏡が展示されていました。
当時非常に貴重で手に入らないものだったので,物理的に数を増やすために故意に破壊し,
破片を磨き穴を開けて装飾品として使用されていたようです。

この不動寺エリア,昭和ひとけた生まれの男性の話によると
「ここは掘るといろいろ出てきてね,子供の頃は宝探しと称して掘りに来たものだったよ。
僕は‘勾玉’が好きだったから勾玉狙いで掘って,何個が見つけて持ってたよ。」
とのこと。当時の子供たちの宝箱は本当の‘宝箱’だったかたもしれませんね!

谷山北麓は弥生時代の住居跡だったことは知られていますが,
今回の出土品の中には昭和30年代まで使用されていたヤクルトのガラス瓶もあり,
弥生時代から近世までの人々の生活が身近に感じられる内容でした。

ふるさと考古歴史館にむかう「紫陽花ロード」はこれからが見頃です。
企画展は入場無料ですので,ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。

大萩康司ギターリサイタル

 

チラシ20150228_0000

鹿児島市民文化ホールよりご案内をいただきました。                  市民文化ホール・谷山サザンホール友の会特別鑑賞会として『大萩康司ギターリサイタル』が開催されるそうです。                                今回、友の会にご入会されると友の会会員としてリサイタルを無料でご鑑賞いただけるそうです。その他、友の会にご入会されると様々な特典もあるそうです。詳細はこちら→
当館では、こちらのチケットを受付にて販売しております。
ご希望の方は、三宅美術館1階受付までお問い合わせください。

鹿児島陶芸家協会展2014

陶芸家協会20141031_0000

陶芸家協会220141031_0000

鹿児島陶芸家協会より作品展のご案内をいただきました。
鹿児島県内の陶芸家が会派や組織、作陶分野の枠を超えて2010年に発足した団体です。
県内の様々な陶芸作家の作品を一同に見ることのできる機会ですので
ぜひ会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
会期中は14時~作家によるギャラリートークも開催されるそうです。

会 期:11月3日(月)まで(最終日は16時まで)
会 場:鹿児島県歴史資料センター黎明館2階 第三特別展示室
入場料:無料