第3回は、清泉寺長太郎焼窯元 有山明宏さんの作品です。
清泉寺長太郎焼窯元 有山明宏「蓏」陶器
2003年頃 鹿児島陶芸展、琉球薩摩現代陶器展(2015年)出品作
本日ご紹介する長太郎焼は清泉寺長太郎焼窯元の有山明宏(めいこう)さんの作品です。
ザラザラとした球体の上には穴が空き、そこからいくつかの筋が伸びています。まるでなにか未知の生命体の卵のようでもあり、黒い部分がススだとすると土器のようでもあり、なんともいえない不思議な焼物です。
大きさは縦横40cmほど。
この作品のタイトルは「蓏(ら)」。
さて、この作品は何を現しているのでしょうか?
作品のキャプションにその答えがあります。
2階展示室のガラスケースに展示していますので、
ご自身の想像と照らし合わせてみてください。