「Canvas Flight vol.3―山物語―」のご案内

〈企画展名〉Canvas Flight vol.3―山物語―

〈会期〉2022年1月4日(火)~3月22日(火)
※新型コロナウイルス感染拡大予防のため、土日のみ開館しています

〈展示内容〉
 新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、美術館で旅行気分を味わってほしいという思いから年間シリーズ展「Canvas Flight」は始まりました。昨今少しずつ感染状況が落ち着き、久しぶりに旅行を楽しんだ、あるいは旅行を考えている方も多いのではないでしょうか。
 最終回となります第3章では「山物語」と題し、山にまつわる絵画・陶芸作品を展示いたします。山登りを通じ、一面の雪景色、瑞々しい新緑や鮮やかな紅葉、また頂上からの絶景を目の当たりにし、心が洗われたという経験をお持ちの方も多いでしょう。また、山の中の生活情景や、山とそれを取り巻く市街地風景との組み合わせも情趣があるものです。本展ではこれらの風景を描いた作品を選定いたしました。
 作品鑑賞を通じて、それそれ山の思い出を振り、今後訪れてみたい山について思いを巡らせていただければ幸いです。また桜島が見せる多様な表情や、画家によるモチーフの捉え方の違い・表現の個性にもぜひご注目ください。

桜島のある風景展

大正大噴火から100年を迎える桜島。
本企画展では、収蔵作品の中から桜島のある風景を描いた作品を18点展示します。
多くの画家を魅了した桜島の魅力を感じて下さい。


「桜島のある風景」展

開催期間:平成25年11月28日(木)〜平成26年2月17日(月)
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)

桜島展のお知らせ

ここ数年、桜島の活動は活発ですね。 今年の爆発回数が1月14日で100回に達し、観測史上最速のペースだそうです。 降灰もうんざりを超えて、もう笑らっちゃうくらい降りますね。でも、鹿児島人にとって桜島は心の原風景。桜島を誇りに思っても、嫌いという人はいないのではないでしょうか。(たぶん) 現在、その桜島を描いた絵画展「桜島百景 画家たちが見つめた桜島」が鹿児島市立美術館で開催されています。

鹿児島湾(錦江湾)にそびえ立つ雄々しい姿、1日で7色の色をまとうと言われる豊かな表情、噴煙を噴き上げる活火山の生々しい活動と、その桜島と共生している人々の生活は多くの作家を魅了してきました。

それぞれの作家の目を通して表現された桜島は、全て違う表情をしていますが、どれも共感できる作品ばかりです。(大正3年の大噴火は想像の域を超えませんが…)

2016年で大正の大噴火から100年です。この機会に作品を通してじっくりと桜島と向き合ってみてはいかがでしょうか。

余談ですが、当館所蔵の桜島の作品も「桜島百景」に展示されています。
ちなみに、現在当館で展示している桜島の作品は、前畑省三氏の「桜岳東壁」です。桜島の東側は現在活発に噴煙を上げている昭和火口があり、鹿児島市から臨む穏やかな表情と違って、切り立った斜面で荒々しい表情をしています。この作品は冠雪した東側の桜島の表情を描いています。

出羽慎一写真展『桜島 海底に流れる時間』

鹿児島在住の水中写真家 出羽慎一氏は、20年以上にわたり鹿児島の水の中に暮らす生き物たちを見続けてきました。
60万の人口を擁する鹿児島市。その目の前に広がる錦江湾は、桜島から降りそそぐ火山灰や人間の生活や生産から引き起こされる様々な問題を抱えています。
しかし、その水面へ一歩足を踏み入れると、そこにはたくさんの生き物たちが懸命に生き、いのちのきらめきに満ちた世界を作り続けていたのです。
本展は錦江湾に潜り続け、そこで暮らす生き物たちを見つけ続けてきた出羽氏による美しい写真と文章で構成されています。
水面の向こう側には私たち人間と同じ時間を共有するたくさんの生き物たちがいることを、そして私たちがその生き物たちの生活を脅かす存在に簡単になり得るものだということを作品は私たちに語りかけてくれます。

◇出羽慎一(でわ しんいち)プロフィール◇
昭和44年大阪府生まれ
鹿児島大学大学院水産学研究科修士課程修了。専攻は魚類の行動生態学。毎日のように海に潜り、魚の行動を追う日々を送る。
平成8年から鹿児島市水族館公社展示課職員として かごしま水族館オープンに携わる。
平成12年「ダイビングサービス海案内」を設立。鹿児島県内の海、川、池、湖をフィールドにダイビングガイドの傍ら、生物の生態撮影、生物調査の仕事に従事。
年間300日以上鹿児島の水中に潜る。
著書:「桜島の海へ 錦江湾生き物万華鏡」(南日本新聞社刊)
他に図鑑類への写真提供多数。
日本魚類学会・日本水産学会会員
ホームページ「鹿児島魚のぞき」

■会場:三宅美術館2階絵画展示室
■期間:平成23年1月29日(土)〜3月27日(日)
■開館:10時〜16時半(休館日:水曜)
■入館料:無料
小dewa

「赤、青、黒」展

朝夕とすっかり涼しくなり、空もどんよりとした今日この頃。
あの肌を刺すような日差しは、あっという間にいなくなってしまいました。
季節は移ろいで、いよいよ芸術の秋。
当館の秋の企画は、色をテーマに作品を展示してみました。

‘色’には私たちが無意識に抱くイメージを持っています。
「赤」は情熱、生命。
「青」は爽やか、冷静。
「黒」は孤独、重厚などです。
今回の企画では、赤、青、黒それぞれが作品構成の大部分を占めている作品を選んで展示しています。
中間冊夫は人物を「赤」と「黒」で描き分けました。
また前畑省三の桜島は「赤」で描かれたもの、「青」で描かれたものがあります。
モチーフが同じでも色を変えることによって、作家たちはそれぞれどのようなメッセージを伝えようとしているのでしょうか・・・。

◇展示作品◇
中間冊夫「赤い人物」「黒い人物」 前畑省三「青い桜島」「赤い桜島」
海老原喜之助 (エビハラブルーシリーズ)
「雪中行軍」「スケート」「雪景」「皎月」他

 

「桜島を描く-こころの原風景-」展

今年の梅雨は豪雨続きで、しとしと長雨の風情ある梅雨が恋しいですね。         さて、当館では本日から「桜島を描く-こころの原風景-」と題し、桜島をモチーフとした作品を展示しています。                                 1日に7回表情を変えるという桜島。また、季節や描く作家によっても様々な表情で描かれています。皆さんの心に在る桜島はどのような桜島でしょうか?展示室でぜひ皆さんの桜島を探してみてください。
期間中は中学生以下は入館無料となっています。学生証などお持ちくださいね。

なお、今回は特別展示として5年前当館で開催した「五人の轍展」の作家である日高和俊さんと宮田誠さんの桜島の作品も展示しています。併せてご覧ください。           *7月20日 姶良市の国立南九州病院にて日高さんの個展が開催されます。

灰神楽

昨日のニュースで初めて「灰神楽」という言葉を知りました。

昨日は鹿児島で言う「ドカ灰」で
桜島の噴火による降灰がすさまじく全国ニュースになっていましたね。

この灰が降り注ぎ、もうもうと舞っている様を「灰神楽」と言うようです。

でも、昨日の風向きでは同じ鹿児島市でも谷山方面には流れてきませんでした。

が!

本日は谷山の真上に噴煙が…
一気に外が暗くなり、写真のような黒いもやもやが
あっという間に青空を覆い尽くしてしまいました…。

 

「みんなで桜島」

minnna小

季節ごとに朝夕に
桜島はその姿を変え私たちを楽しませてくれる
桜島は鹿児島県人の心の故郷
感性豊かな芸術家たちの心をとらえ
多くの作品に描かれている
百の心あれば
百の桜島がある
あなたの桜島はどんなだろう

<会期>平成17年7月1日(金)~8月30日(火)

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【 大好き!桜島。みんなで桜島! 】
会期中,みなさんの「さくらじま」を募集します。
応募して下さった作品は全て,会期中絵画展示室に展示します。
この機会にぜひみなさんの桜島を自分なりに表現してみてください。
個性あふれる作品をおまちしています。