焼物収蔵品展「花に彩られたやきもの展」

〈会期〉2022年3月28日(月)~7月10日(日)
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により開館日が不定期となっております。ご来館の際は当サイトにて開館状況をご確認ください。

絵画小企画展の「四季の使者―画家をとらえた草花たち―」とテーマを合わせ、
収蔵品の中から草花をまとったように絵付けをされた焼物を展示。
花がほころび始めるこの時期に、焼物からも春の慶びや生命の力強さを感じてください。

桜が咲き始めました

春一番の後の陽気で、美術館前のソメイヨシノが少しずつ咲き始めました。
桜の開花を迎えると、安堵感というか冬の間に知らず知らず力んでいた身体がふっとゆるんで心身ともに軽くなる気がします。

ソメイヨシノが満開になる頃には御衣黄桜の蕾が膨らんできます。
枝先に一つ、すでに開きかけている蕾もありましたが、
全体的にはようやく芽吹いてきた硬い蕾がまだらに出ているかんじです。

この3連休は開館しておりますので、ぜひ「カンヴァス・フライト展」シリーズの最終章、「山物語」とあわせて桜もお楽しみください。

小企画展「四季の使者―画家をとらえた草花たち―」

〈企画展名〉四季の使者―画家をとらえた草花たち―

〈会期〉2022年3月28日(月)~7月10日(日)の土曜日・日曜日
※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、平日は休館いたします。

〈概要〉
 花々の澄みきった花弁の色彩、人間の手では生み出すことのできない美しい造形、忘れ得ぬ芳香、そして限られた命のなか精一杯咲く様子は、太古より多くの芸術家の心をとらえてきました。その結果植物にインスピレーションを受けた美しい文様や、植物を描いた多くの名画が生み出されてきました。
 当館の所蔵対象である鹿児島ゆかりの画家達も、身の回りの花々を描いた作品を数多く残しています。制作から数十年が経過してなお、花の生命は今でもカンヴァス上で輝き続け、また制作中の温かな雰囲気を伝えているようです。
 本展ではこれらの絵画作品から25点を展示いたします。植物を描いた芸術作品の良さを改めて味わい、また作品に反映された画家それぞれの美意識に触れていただければ幸いです。