
明日7月23日は二宮金次郎の誕生日だそうです。(天明7年7月23日生まれ) 薪を背負いながら本を読む姿で知られ、日本の勤勉・努力の象徴として
小学校などに銅像が多く設置されていた昭和世代には馴染み深い人物です。
本日ご紹介するこちらは、長太郎焼の二宮金次郎像です。
台座を入れると1m以上ある大きな陶像で、背負った薪や草鞋まで丁寧に
作り込まれています。
昭和14年頃に初代が制作した二宮金次郎像は旧日赤錦江病院の屋上に設置されていたようですが、空襲の標的とならないよう取り壊されてしまったそうです。(木原三郎著「陶工 有山長太郎」)
また、同じ頃に現在の鹿児島市立喜入小学校にも寄贈されていたそうですが、 残念ながら現存していません。
今のところ長太郎焼の二宮金次郎像で現存を確認しているのは本作のみですので、ご来館の際はぜひ長太郎焼コーナーでじっくり鑑賞してみてくださいね。
(*展示室では二宮金次郎像の背面はご覧いただけませんので写真を参考になさってください。)




























