今朝の南日本新聞に、海洋研究開発機構が鹿児島湾の「たぎり」を音波探知機でとらえ
従来より鮮明な画像を得るのに成功した、という記事が掲載されていました。
鹿児島湾の「たぎり」とはいったい何なのでしょう。
鹿児島湾北東部の海中にある海底カルデラおよび
海底火山群の若尊(わかみこ)で確認される火山性噴気活動のこと、だそうです。
海底火山は現在も活動が続いており、海底においても活発な噴気活動が観察されていて、
噴気が海面に泡となって現れることから「たぎり」と呼ばれているのだそうです。
鹿児島弁でお湯が『沸く』ことを『たぎる』と言いますね。
この『たぎる』からきているのでしょうか。
桜島の噴火活動を目の当たりにして生活していても
その真下の鹿児島湾には海底火山があって活発に活動している、
という事実を分かっているようで実感がないまま毎日眺めていたのですね。