先週、西谷山の堂園地区公民館で行われたしめ縄作りに参加してきました。
(主催:いちょうおたっしゃ倶楽部)
同地区の田んぼで収穫した稲わらを使用して、毎年各家庭用のしめ縄を自分たちで作っているそうです。
稲は昔から比べると品種改良がすすみ、風雨に強くするため背丈が低くなっているそうで、
機械で刈ると短くなりしめ縄作りに適さないので、この日のためにわざわざ手作業で稲を刈ってくださっているとのこと。
稲束からしめ縄に適した稲を選別し(ここで約1/4ほどになる)、霧吹きで水を含ませてから、槌で叩いて柔らかくほぐして準備完了。
慣れていないと一人ではなかなか練ることができないので、二人ひと組で練っていきます。
慣れている方は、足に挟んで上手に練り上げていきます。
神様用は左巻き、一般用は右巻きで作ります。
わいわい楽しく、個性たっぷりのしめ縄に。
縁起物の飾りをつけて完成です。
最後に地域の水神様と馬頭観音様のしめ縄を掛け替えて、今年のしめ縄作りは完了しました。
地域でそれぞれ個性にあふれたしめ縄を見られるのも、お正月の楽しみですね。