「椋鳩十と薩摩伝統工人たち」展は、テーマカラーを「赤」にしています。

ご覧のとおり印刷物も展示室も「赤」を基調にしています。

それは、椋鳩十の好んだ色が「赤」だったからです。(厳密にいうと茜色ですが)
自宅の書斎は、カーテンも赤いビロード、ソファも赤色。
晩年気に入っていた焼き物のひとつが、静岡県の森山焼き(別名赤焼き)だったそうです。
また、「夕焼けの赤」もお好きだったとのこと。

椋鳩十が好んだ「赤」を基調に行人たちの作品・資料を展示することで、
工人たちと椋鳩十の繋がりを表現してみました。