遠見遮断

谷山小学校と谷山支所の慈眼寺方面側(国道と反対側)にある交差点は
東西と南北の二重のクランクになっていて非常に通り辛く
離合する車の運転手は皆ピリピリです。

実はこの道、「遠見遮断」といって
わざとクランクにして遠くが見通せないよう作られた道なんです。

その昔、谷山小学校は谷山地頭館(地頭仮屋)で
谷山支所の前は仮屋馬場でした。
谷山の心臓部だったため、簡単に見通せたり
馬で一直線に攻め入ってこられないように工夫された道だったんですね。

そういう事実を知ると、ここが通り辛くて当たり前。
むしろ通り辛さを楽しみたくなります。

しかし…
この通りは小学生の通学に危険が伴うため、
近々拡張され、遠見遮断の跡は姿を消します。

車社会となった現代、子供たちの危険を考えると仕方がないことです。
今のうちに通り辛さを楽しんでみて下さい。