「動物の焼物」展より

本日は台風の接近で臨時休館している代わりに
開催中の焼物展から作品を一つご紹介いたします。
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これは白薩摩焼の「海駝水滴」です。
(「安世立正」の銘あり)
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水滴とは墨をするために硯に水を垂らすための道具です。

「海駝(ヘテ)」とは聞き慣れない生き物ですが
これは,獅子の頭に角を持つ想像上の動物で,
善良な人と邪悪な人を見分ける事ができるといわれているそうです。
また,水を司る神でもあり,風水の火除けとして置かれることもあるそうです。
水を司る神だからでしょうか,水滴のモチーフとしては一般的のようです。

漢和辞典によると,
国の「獬豸(カイチ)」という想像上の生き物が朝鮮半島へ伝わり
海駝(ヘテ)となったようです。
現在ヘテはハッチとよばれソウル(韓国)のシンボルとなっています。

本作品は1階焼物展示室に10月28日まで展示しています。