笠沙町片浦のお伊勢講

【 開催地 】南さつま市笠沙町片浦地区
      片浦公民館片浦漁港

【開催日時】平成25年2月11日 浜下り15:00

笠沙地区では野間池、赤生木、小浦、片浦の4ヶ所でお伊勢講が行われています。

お伊勢講とはお伊勢参りに誰しもが行ける時代ではなかったので
寄附を募って地域の代表者が代参する仕組みの事です。

片浦のお伊勢講は片浦公民館での神事の後、
幟持ち2名を先頭に面を被り薙刀を持った二才(15歳の青年)、
太鼓、神輿、稚児、神主と続いて浜下りをします。

途中、二才たちが散り散りとなり薙刀で沿道の見物人の頭を叩きます。
小さな子どもたちは面が怖くて泣き叫んでいましたが、
この二才たちに叩かれると一年間無病息災で過ごせるそうです。

浜まで下ると野間岳に向って「オイヤナー、オイヤナー」と歌う、
とのことだったのですが、「オ、オ、オ、オー」としか聞こえませんでした。
同じ県下でもこの辺りの言葉は鹿児島市とまた少し違うので、
私が聞きとれなかっただけなのかもしれません。

これは下った浜(片浦漁港)の片浦恵比寿大明神。