色絵菊文甘酒徳利 「花に彩られた焼物展」より

1階焼物展示室で開催中の「花に彩られた焼物展」よりご紹介。
この菊の花が描かれている徳利は,
平佐(ひらさ)郷,現在の鹿児島県薩摩川内市で焼かれた磁器です。

平佐焼については→こちら


菊の絵付け部分から,くるっと180°回転させると文字が書かれています。
「肬(脇?)岡彦蔵」と読むのでしょうか。
彦蔵さんはこの徳利に絵付けをした人なのか,
あるいはこの徳利を発注して甘酒を楽しんでいた人なのか,
徳利を前に想像が膨らんでしまいます。

「花に彩られた焼物展」は7月18日(火)まで。

獅子乗り鐘馗像

端午の節句が近いので
焼物常設展示に白薩摩の「金襴手獅子乗鐘馗像」を展示しました。

鐘馗(しょうき)は中国唐の時代、玄宗皇帝の夢に出てきて
「天下の虚耗の妖孽を攘わん」(国家を弱らせる災いを払おう)と言ったといい,
その風貌は
「巨眼多髭にして黒衣を纏い,冠を着け,劔を抜いて子鬼を捉えている」とのこと。
(参照「東洋画題綜覧」編 金井紫雲)
その故事から端午の節句に魔除けとして鐘馗像を飾るようになったそうです。

当館の鐘馗像も大きな目にヒゲをたくわえ,冠を着けていますが
着衣は黒ではなく鮮やかな色彩と細かな文様がほどこされています。
背面には龍が描かれていて,袖と腹部には恐ろしい形相の鬼も。


振り上げている右手には穴があいているので,きっと劔を持っていたのでしょう。
展示室でお見せできないのが残念ですが,
鐘馗が乗っている獅子の脚裏にはちゃんと肉球が成形されているんですよ。

花に彩られた焼物展

花に彩られた焼き物展

桜をはじめ様々な花が咲き誇る季節。
焼物展示室では,春らしく美しい花々に彩られた焼物を展示しています。
金襴豪華な白薩摩や磁器の平佐焼など焼物の華やかな共演をお楽しみください。

会 場:1階焼物展示室,2階絵画展示室(一部)
会 期:平成29年4月20日(木)~7月18日(火)
休館日:水曜日

春の水彩画展

春の水彩画展

2階絵画展示室では,春らしく淡い色合いの水彩で描かれた作品を展示しています。
海老原喜之助,宮崎精一,矢澤一翠の人物画から前畑省三のフランスシリーズの風景画,
藤田嗣治,中間冊夫の海の生き物まで幅広い作品を収蔵品の中から,26点展示。
春の陽気のような温かな雰囲気の展示室にぜひお立ち寄りください。

会 期:平成29年4月20日(木)~7月18日(火)まで
休館日:水曜日

「春の水彩画」展ならびに「花に彩られた焼き物」展のご案内

春の水彩画展

花に彩られた焼き物展

4月20日(木)より「春の水彩画」展ならびに「花に彩られた焼き物」展を同時開催しております。

「春の水彩画」展では,春らしく淡い色合いの水彩画を中心に,人物画から風景画まで,幅広く展示しております。

また同時開催の「花に彩られた焼き物」展では,春らしく美しい花々が描かれた焼き物を展示しております。

この機会にぜひお立ち寄りください。

会期:平成29年4月20日(木)~7月18日(火)
休館:水曜日

展示替え休館のお知らせ


4月18日(火)は
「春の水彩画展」および「花に彩られた焼物展」の展示替えのため休館といたします。
なお,カフェトワメゾンは通常通りの営業となりますので
新しいデザートメニューでお待ちしております。

御衣黄桜が開花しました


美術館前の御衣黄(ぎょいこう)桜がいよいよ開花しはじめました。
萌黄色の珍しい桜です。
花の中心が赤く染まり出すと散り始めの合図です。

お花見ランチ

カフェから見える桜が満開を迎えています。

ケヤキの新緑とのコントラストで,桜の美しさが一層引き立っています。
カフェのお席からも桜がとてもよく見えますので,
ぜひお花見しながらランチをお楽しみください。
ソメイヨシノが散る頃に,いよいよ御衣黄桜が咲き始めますよ。

ランチタイム変更のお知らせ

美術館1階のカフェトワメゾンでは
化学調味料・添加物を使わないこだわりのメニューをご用意しております。
桜の開花とともに,健康と美容にいい酒粕のキャラメルパフェが新メニューに加わりました。

また,本日よりランチタイムが11:30~15:00となります。
ご来店お待ちしております。

美術館にも春

今朝 美術館前の桜の木を見上げてみると一輪開花していました。
ようやく ここ谷山にも春が訪れてくれたようです。

そして 最近よくキジバトが小枝をくわえて飛んでいく姿をみかけると思ったら

美術館脇の木に巣を作っていました!
ヒナが無事に孵りますように。